
ずっと前から行きたいと思っていた国
ウズベキスタンに行った時の旅行記録を紹介します
コロナ前に旅した時の情報ですが首都のタシケントから鉄道でサマルカンド~ブハラ~ヒヴァの街を巡りました
ウズベキスタンに行こうと思ったきっかけは以前中東のヨルダンを旅をしていたときに遺跡で知り合った人にウズベキスタンは凄いよかったと勧められたこと、大学の時にイスラム教に関する授業を受けていたときの教授がウズベキスタンに留学経験がある人でウズベキスタンは美しい国なんで是非行ってみてくださいと勧められたことが理由です
そんなこともあり、ウズベキスタンに行くことを決意しました
恐らくウズベキスタンを旅する人にとっては定番のコースですが情報が少ないウズベキスタンの旅情報として参考にしてもらえればうれしいです
自分の旅行記録として自己満足で書いている感じなんで観光気分で読んでもらえると思います
ウズベキスタンという国
ウズベキスタンは中央アジアに位置する国であり、タジキスタン、トルクメニスタン、アフガニスタンに隣接する国であり、古代~10世紀にかけシルクロードの中継地として栄えた国である。様々な人や国に支配された国でもある。流れとしては最初はイラン系のソグド人、その後アラブ人、テュルク民族を経て、13世紀から14世紀にかけてはモンゴル帝国・ティムール朝が支配していた。ティムール朝の衰亡後は北から侵入したウズベク人によるウズベク3ハン国(ブハラ・ハン国、ヒヴァ・ハン国、コーカンド・ハン国)ができ、その後19世紀にはロシア帝国に征服されてソビエトの支配下になる。そして、ロシアから1991年に独立して現在のウズベキスタン共和国になった。
そうした歴史背景からウズベキスタンは非常に歴史が詰まった国なのだ。
街中でもイスラムの影響をを受けた建造物やソ連時代の影響を受けた街並みや文化を感じることが出来る面白い国である
今回の記事はいくつかに分けて書いていこうと思うので気分展開に読んでもらえればと思います
英語は通じるのか???
ウズベキスタンに限らず中央アジアを旅したことがある人なら分かるけどもやはり苦労する点は英語が通じないということである。ウズベキスタンの公用語はウズベク語だし、他に使用されている言語はロシア語なので国を移動するときとか苦労する。なので指差し会話集のロシア語版などと簡単な英単語を交えて道を聞いたりするしかない。
鉄道に乗るときは不安だったけど自分は会話集に乗ってる~にいきたいなどというフレーズを覚えてなんとか乗り切りました
ただ、英語を勉強している学生とサマルカンドで出会ったのでその話も後に書こうと思う。
ウズベキスタンの行き方
直行便はないので、韓国のソウルを経由したりするのが一般的です
昔はウズベキスタン航空の直行便があったのですがもうないみたいですね
私は大阪からだったんでチェジュ航空で大阪からソウル、ソウルから大韓航空でウズベキスタンの首都であるタシケントに行く安いチケットを買いました
ちなみに韓国ソウルからタシケントまで7時間くらいです
ウズベキスタンの首都、タシケントに到着
到着したのは夕方でした。
ちょうど日が暮れる頃
タシケント国際空港はよくあるソ連時代の歴史を感じられる空港
イリューシンやアントノフ、ツポレフなどのソ連製の機体たくさん駐機されていて、やはりウズベキスタンに来たことを実感されられます

イリューシンとかツポレフの機体なんて日本先進国では中々見かけないですから貴重な写真が取れました

タシケント国際空港
旧ソ連国家なので入国審査に時間がかかるといわれていましたが案外スムーズに出ることができました
ただ、預けた荷物が出てくる時間がかなりかかって結局30~40分くらい外に出るまでにかかりました。
取り合えず、この日は安宿を予約してタシケントで一泊して翌日サマルカンドに向かいます
もう夜遅かったので空港で知り合った同じバックパッカーの日本人の女性と事前に予約したタクシーをシェアして向かいました。
空港で両替ができなかったんで途中、大きなホテルに寄ってもらいウズベキスタン・スムに両替してもらった。

夜のタシケント市内
その後宿に向かいましたが、すげーマイナーな安宿なんでドライバーも迷ってしまいかなり到着まで時間がかかった
やっとの思いで到着した宿なんだけど、かなり汚い宿
ベットのシーツに血液が付いていて気持ち悪かったが、余りにも疲れていたんでシャワーを浴びてシーツを外してそのままパタンQで寝てしまいました
疲れていたんで熟睡はできたけど笑
タシケント~サマルカンドへ
翌朝、アラームで目が覚める
この日は朝一でサマルカンドに鉄道で移動する予定だったので、朝起きて宿の爺さんにタクシーを呼んでもらうことに
そんなわけでとっとと宿をでてタシケント駅に向かいます

朝のタシケント市内
20分くらいでタシケント駅に到着した

タシケント駅
ここからサマルカンドへ向かいます
ちなみにサマルカンドまでは新幹線か普通の特急列車がある
新幹線と言われる超特急はアフラシャブ号という列車なんだけど満席で取れなかったんで特急列車であるシャルク号という列車でサマルカンドに向かった

これがその列車

車内はこんな感じ
チャイのサービスがありタシケントからサマルカンドまで3時間くらいだった
砂漠や草原の中を走る列車なので景色は綺麗でした
ウトウトしながら景色を眺めているとサマルカンドに到着
ロシア語とウズベク語のアナウンスしか聞こえないので降りるときは耳研ぎ澄ませて聞いておくしかない
最悪隣の現地の人に聞きましょう
ウズベキスタン人は親切な人が多いから教えてくれます

サマルカンド駅に到着
ウズベキスタンの新幹線、アフラシャブ号が停まっていました
その後市内に移動
まずは予約した宿へ移動します
ただ、この宿も分かりにくく見つけるのに苦労しました
場所はサマルカンドのレギスタン広場の裏から少し離れたとこにある宿
非常に便利な立地条件でした

個人でやってるような小さな宿

こんな感じの入り口で小さな宿ですが、中は清潔だしスタッフも親切でウズベキスタンに泊まったホテルの中で一番快適だった気がする
サマルカンド市内をふらふら観光してみる
サマルカンドには2日間だけ滞在するんで早速、荷物を置いて観光に出かける
既に12:00くらいだったんで、まずあの有名なレギスタン広場に向かうことにした
広場の前に定食屋みたいなお店が並んでたので、昼ごはんに有名なウズベキスタンの料理であるプロフを食べた

プロフはウズベキスタンの焼き飯みたいなもの
これが凄く美味しい
ちなみにプロフは地方によっては味や具材も違うんで食べ比べをするとおもしろいと思う
まず第1弾としてサマルカンドのプロフです笑
食べ終わってから、まず店の真正面にあるレギスタン広場に向かいます

サマルカンドのシンボルであるレギスタン広場です
3つのメドレセの美しさに圧倒されます
迫力も凄い
真正面が神学校を備えたモスクになっていて、左右の西側、東側の建物も神学校でありティムールの孫にあたる天文学者ウルグベクが立てたのもの
彼自身も自ら教壇に立ち教えていたとのこと
真正面のティラカリ・メドレセの内部に入るとこんな感じです


まるでCGのようなモザイク調の天井や金を施した天井に圧巻されます
続いて、ウルグベクメドレセの内部へ

神学校らしく中庭があり昔使われていた寄宿舎がありますね
中庭があるっていいよね

続いて、シェルドル・メドレセへ


中はやはり寄宿舎があって中庭があるんですね
こちらは各部屋がお土産物屋さんとして使用されています
そんな感じでイスラム建築の迫力に圧倒されているうちに夕方になり、暑さで疲れてきたのでいったん宿に戻ります
夕食にまたレギスタン広場付近に戻り晩御飯を軽く食べました
その後、宿に戻っても特にやることがないんでレギスタン広場に戻るとなんとイルミネーションのイベントが開催されていた
メドレセがカラフルにライトアップされていて幻想的


これが通常のライトアップ
正直私はこの通常のライトアップのほうが自然で好きでした
イベントが終わってからずっと広場でコーラを飲みながら座ってボーっとメドレセを眺めていました
すると、ウズベキスタン人の学生が声を掛けてくれて1時間ぐらい雑談
聞けば大学に通っていて英語を勉強するために毎晩レギスタン広場にきて観光客と話をして英語を使う練習をしているとのこと
確かに外国人の観光客多いからここなら英語の勉強になるかもね笑
しかし、感心してしまいます
やっぱ外国人のほうがガッツというか勉強に関してもある種の情熱を感じますし見習うべきものがあります
日本ではそういうこと出来る人は少ないですから…
結局楽しい会話をしていたら気が付けば23時近くになっていたので宿に戻りました
翌日はサマルカンド市内を色々観光したので、その記事は次の記事に書こうと思います
世界をひらにConnect-ホーム https://worldjapantraveller.international/