
中南米にある最大のマヤ遺跡の一つであるティカル遺跡
今日は久々に旅ブログを書いてみようと思う
コロナで自粛中の人に旅行気分を味わってもらおうと思います
さて私は前回の旅ブログで話した通り中南米のベリーズという国に仕事で住んでいたことがありますが、日本に帰る前に絶対行っておきたかったところがありました
前記事ではベリーズの世界遺産であるブルーホールを紹介しましたので以下参考まで…
私が日本に帰る前に行きたかったとこ
それがグアテマラのティカル遺跡です
ティカル遺跡は今から2800年ほど前(紀元前800年)にできたマヤ遺跡です
そこの王朝ができマヤ文明の街として栄えた場所
最盛期にはここで6万人もの人が生活していたそうで遺跡の石や建造物の装飾にはメキシコ中央高原の文化的影響を反映されています
その後9世紀には食糧難や環境破壊の影響で人口が激減して衰退したと言われています
この遺跡は中南米にあるマヤ遺跡の中で最大規模で且つ非常に状態の良いマヤ遺跡として知られていて非常に価値のある遺跡としてユネスコの世界遺産として登録されています
ちなみにマヤ遺跡は中南米中に点在していますが、ホンジュラスのマヤ遺跡など崩れていたり状態は悪いんで、ティカルは良い状態の遺跡として探索することが可能です
ティカル遺跡へのアクセス
私はベリーズに住んでた時に休日を利用してベリーズから車でグアテマラに入っていますが、日本から行く場合は直行便などはなくアメリカのマイアミなどを経由してグアテマラシティまで行き、そこで飛行機を乗り継いでティカル遺跡の最寄りの街であるフローレスという街に行くのが一般的
なので非常に時間がかかります
日本から24時間程度
乗り継ぎで宿泊が必要になれば48時間は必要です
非常に遠い笑
ちなみにこのフローレスという街ですが湖の上にある街で私も仕事で10回以上いったことがありますがコロニアルな植民地時代のカラフルな可愛い建物が立ち並ぶ非常にかわいい街です
この街もお勧めですよ
フローレスの街からティカル遺跡までは車で40分くらいなので近いです
フローレスには遺跡観光のツアー会社もたくさんあるのでそこで前日に車の手配などをしてもらうと便利ですね
では早速ティカル遺跡を案内しましょう
世界遺産ティカル遺跡

ティカル遺跡のエントランス
遠くがかすんで見えます笑
この遺跡は最大規模ということもあり広大な土地にあるので最低半日は時間を持って見学するべきです

入場してから車を降り、こんな感じの一本道を歩いていきます
この遺跡はマヤ遺跡ということもありジャングルの中にあり暑いです
なので水分補強は絶対してくださいね
かなり歩く距離も長いので歩きやすいウォーキングシューズやランニングシューズがおススメです

ずっと歩いていると遺跡らしきものがみえてきます
これは序の口でまだ規模の小さい無名の神殿です
これと似たような形のもっと大きなものが後々登場します
さらに歩くと

ジャングルの奥に木で覆われた巨石の山のようなものが見えてきます
これがティカル最大の4号神殿と言われるもので
なんか神秘的でですね
この4号神殿は上まで登ることができます
ただ、上に登って躓いたらフェンスなどの柵はないので命の保証はありません
危険なんで気を付けましょう

4号神殿の頂上のからの景色で高さは64.6メートルもあります
高くて怖いけど絶景の景色です
この景色なんか見覚えありませんか?
実はここは映画スターウォーズのロケ地で撮影が行られた場所なのです
この景色もスターウォーズの映画の中でも使用されるくらい神秘的な場所
スターウォーズ好きなら必見ですね
そして4号神殿を降りまたジャングルの中の小道を歩きます

するとまた神殿が見えてくる
ここは
失われた世界
という名前の神殿
この場所はティカルで最も古い建築群の集まる儀礼用の区画みたいです
高さは30メートルありタルー・タブレロ様式というテオティワカンに起源をもつ独自の建築様式だそうです
さらに道を進みます

失われた神殿のすぐ隣にある広場
7つの神殿の広場という場所です
球戯場や細長い神殿があります
ここも祭祀儀式が行われた場所のようで骨が発掘されているとのことです

こういうのも土に埋もれていて発掘されたもの

石段の隙間に人の顔のような銅像みたいなのがありました
3000年近く前にマヤの人たちがこんなのを作ったと思うと不思議な気持ちになります
でもある意味何千年前の物が現存していて触れることができるってのは凄いことだと思います
7つの神殿の広場を後にしてさらに歩き続けます
こうやって淡々とブログで記事書いてますが実際にはかなり歩いてますし、相当時間も経過しております笑
それだけ広大な土地を歩いているイメージを持っておいてください

するとまた神殿が見えてきた
5号神殿です
正直この神殿私がティカルの中で一番好きな神殿になりました
美しいですよね
シルエットといい神殿の太陽の光の輝きといい
苔が程よく表面に生えていてそれが光で反射して神秘的に見える
状態も綺麗すぎるくらいの遺跡です
5号神殿を後にしてさらに歩き続けると……

ティカルの象徴ともいえる1号神殿です
47メートルの高さがあります
9層のピラミッドで700年頃にハサウ・チャン・カウィル王を埋葬するためにの神殿として現在の形になったそうです
以前からあった建物に更に石を積み重ねて組み立てたイメージでしょうかね
ちなみにこの1号神殿囲むように居住区と言われるような建造物跡かたくさんありました
今日はグアテマラのティカル遺跡の紹介でした
今日は西日本中心に豪雨のが降り続いておりますが、みなさんも気を付けてくださいね
ではまた
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