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【英検1級2次試験概要】英検1級面接レポート・その3【自分の経験を交えて根拠を説明できた】

遂に英検1級に合格!

英検1級の1次試験に合格したものの2次試験に2回連続不合格

今回は2次試験を免除申請のチケットを使って受験してきたときの話をレポートします

リアルな英検1級の2次試験の流れや概要を理解するには本記事は最も適しているかもしれませんねw

正直英検1級の面接試験を受験する前は1次試験に合格したら余程のことがない限り合格するだろうと甘い考えを持っていました

でも流石に2回も不合格の烙印を押されるとは思ってもみなかった

酷く精神的にダメージを受けていたのもこの時です

今回こそ合格するぞという気持ちで発音矯正やスピーチの練習に明け暮れていましたがいったいどうなることやら…

そんなわけで前回に引き続き今回も英検1級の2次試験(面接)について面接の流れや概要が分かるようにリアルに書いていこうと思います

面接会場~入室 【最後の方が待ち時間に復習できるんでいいかも】

今回は、本レポートは最終回になります

何度も同じことになりますが私は免除申請を使い3回目で合格したので、今回はその3回目

合格したときの話です

時期はちょうど3年くらい前、1回目、2回目と不合格にされて絶望していた頃でそろそろ合格しないと免除申請のカードも使い切ってしまい焦りを感じていました

受験地は前回、前々回と同じく大阪市内、土佐堀のYMCAのB日程での2次試験です

非常に足が重かったですが諦めずに3度目のYMCAの会場へ向かいました

今回は絶対受かるんだと自分に言い聞かせていたし、用意したスピーチも90個近くになっていて、時事問題に関する背景知識からり付いてきていると痛感していました

何度も読み返した英検1級面接の大特訓の本なんてもう完璧と言うくらい頭に入っていて本の内容が運よく聞かれたら自信を持って即答できるレベル

今回は意図的に最後のほうで集合時間ギリギリで会場に到着

わざわざ遅めに到着したのには理由があり、最後のほうなら待ち時間も長いんで最後に自分で書いたスピーチのノートなどを見返す復習ができ最終確認ができると思ったからです

このあたりのテクニックは試験3回目の常連ならではの冷静さですね笑

案の定1時間弱待たされ最後の方でいよいよ面接の部屋に案内されました

そして、入室

入室~日常会話 【イギリス訛りの面接官と年配の上品そうな女性の日本人面接官でした】

部屋に入るといつものようにカバンをかごの中に入れるよう指示され軽く挨拶をする

ちなみに今回の面接官は1人はイギリス訛りの白人の男性、上品そうな年配の女性の面接官でした

前回、前々回は共に男性の面接官だったので少し驚きと、新鮮さがありました

ついでに書くと前回のブログでも書きましたが2回目の面接のときは白人の男性と日本人の白髪の感じの悪い爺さん

ずっと下を向きながら何かメモを取ってアイコンコンタクト無しで淡々と事務的に話すだけの非常に感じの悪い面接官でしたね笑

話を戻します笑

早速面接開始

いつものように挨拶から始まりました

続けて日常会話

どこに住んでるの?

仕事は?

いつも休みはどんなことする?と言った内容でいつもと同じような感じですね

このとき私は某重工業メーカーで技術文書やエンジン関連のメンテナンス・マニュアルの翻訳の仕事をしていたのでそのことを話しました。

又、ブラジリアン柔術を長年やっていて帯も保有しており、いつも休日は道場で練習していますねみたいな話をしました。

すると翻訳の仕事をしていることに非常に興味をもたれて仕事の内容を細かく聞かれました(女性の面接官の方が興味を持たれてたのでひょっとすれば同業者だったのかもしれないですね..)

あと、ブラジリアン柔術がどんなスポーツかわからなかったらしくどんなスポーツなんだと白人の面接官が聞いてきたので柔道ベースの寝技系格闘技で総合格闘技の中で一番強いんですよなどという話をした

スピーチトピック選択~スピーチ開始 【準備してない予想外のトピックでぶっつけ本番で挑む】

その後、いつものようにスピーチのトピックの紙を表にしてトピックを選ばされました

ただ、その時のトピックが全く想定外のもので90個近く作成したスピーチの原稿や英検1級面接大特訓の内容をカスりもしていない

非常にヤバイ思いましたが、落ち着いて少しでも自分でも話せそうな内容のものを選ぶのに精一杯でした

選んだトピックは

アジアが21世紀のリーダーになれるか?

というもの

そして1分間の考えタイムスタート

やばいと言う言葉が何度も脳裏に浮かびましたが取り敢えず諦めず落ち着いて論点だけを考えて見ました

今まで自分で書いたスピーチを思い出し使えそうなアイディアがないかを考える

今まで生きてきた人生の経験を思い出したりもしました

するとふと頭の中で思いついたんです

以下の論点が

アジアの経済発展は現地の雇用を増やす

働く人も増えれば個人消費も増えるので経済発展が今後も見込める

アジアを含めた国々の人口は増え続けているので、日本や先進国みたいな人手不足に悩むこともないことから産業の成長も見込めるので経済発展につながり世界に対するアジアの影響力は強くなる みたいなこと…

あと、自分の過去の経験を思い返してみた

アフリカのザンビアで少しの間仕事をしたことがあったり、中南米で1年くらい働いてたこともあったのでそこで出会った人はみんな大学を卒業していたり教育をしっかり受けている人も多かったことを思いだしそのこともネタになるかなみたいな

その時、ザンビアにいた頃にみた現地のニュースで大学に入学する人の割合や識字率も大きくアップしているという話をふと思い出した

アフリカのことだけど途上国の話と言う広い意味合いでアジアに適合させて何とか話せるかもと少し光が見えたんです

アフリカでもそうならアジアなら尚更教育水準は上がっているという少々強引なやり方かもしれないが、少なくとも沈黙などは防げるかなっと…

ようは教育をしっかり受けた人材が沢山いる国は様々な分野で成長を促せるし、若者の人口も急増しており、教育水準も上がっているアジアなら十分リーダーになれますよみたいな…

そして、タイムアップ

スピーチ開始して上記の内容に沿ってゆっくり落ちついて話しました

するとちょうどいいくらいで、結論を話し終えたところで2分経過のアラームがなります

すごい良いタイミングでしたね

ちなみにこのスピーチは10点中9点でかなりの高得点だった

質疑応答~退室 【しっかり自分の経験談を交えて根拠を説明できた2次試験】

いよいよ質疑応答スタート

内容は以下の通り

1)君はアジアの経済成長に可能性を感じると話してたけど、逆に先進国のアメリカやヨーロッパは今後経済成長は可能か?

2)アフリカの経済はアジアみたいに成長するの?

3)君はアジアの人口は伸びてるといってたけど日本の人手不足はどうやったら解決できる?

4)アフリカが経済成長する理由は?

5)あなたが考えるアジアを含めて発展途上国が成長した場合世界に与えるマイナスな影響はなに?

質疑応答に関しても非常にスムーズに自分の経験や考えも踏まえて答えれたと思う

やはり自分の経験を踏まえて話したから話しやすかったのかもしれない

あっという間でしたが試験終了

ありがとうございましたと軽く挨拶して退室しました

試験が終わって阪急梅田のウメ地下でつけ麵を食べて帰宅したのを覚えています

ただ、結果に関して不安ではありました

果たしてどうなったんだみたいな…

なのでオンラインの合格発表を見ずにもう全て忘れることにして且つ次の試験に向けて引き続き勉強を継続していましたね笑

3回目の結果は?ついに念願の英検1級に合格!

数週間が経過して、ある日仕事から帰宅後自室に戻ると…

いつもとは違う薄いピンク色の大きめの封筒が机の上に置いてあることに気が付きました

いつもの不合格通知の小さな封筒とは明らかに違う

恐る恐る封筒を開けるとなんと合格通知が入っていました

しかも結果が前回前々回のものより高評価な点数だったんですね

英検1級の1次に10回くらい受験して、2次試験は3回目でついに合格

非常に嬉しかったし感動でした

今週末と来週はいよいよ英検1級の2次試験があるみたいですね

これから受験する人

やっぱトピックが何かと言う不安が一番大きいですよね

みたことのないトピックの可能性もありますから

そんなときしてほしいことはまず落ち着く

そして、今まで自分が読んだ、若しくは作成したスピーチ原稿を思い出して応用できるアイディアをピックアップする

その後、自分が今まで生きてきた人生を振り返ってみてください

案外自分の経験を通して使えるネタが隠れているかもしれません

更に言えばやっぱりスピーチや質疑応答でも自分の過去の経験談を交えて根拠付けできたことも高得点での合格に繋がったのかなと思いました

面接官も人間なんで面接対策本に書いてあるようないかにもテンプレートな回答には飽き飽きしているのかも…

やっぱり2次試験は英語のコミュニケーション能力を測る試験である以上相手がいることを意識する

そして自分なりの味というかオリジナリティを加える方が合格する可能性が高まるんじゃないかと思いました。

遂に遂に念願の英検1級に合格

本当にうれしいです!

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