
2回目の2次試験
英検1級の2次試験がどんな流れで行われているのかという、2次試験の概要を理解すると心に余裕を持ち受験することができるはずです
実際初めて受験する人はしっかり面接の流れと概要を事前に理解しておく方が実力を最大限に発揮できるはず
今回は私が英検1級の2次試験を受験した時の2回目の実体験レポートを紹介します
前回の失敗から猛勉強して準備!
さて
今回も前回に引き続き僕が過去に受けた英検1級がどんなものだったのかを紹介します
英検1級の2次試験は11/8及び11/15ですね
日が近づいてるんで受験する人の参考になれば幸いです
ご存知の通り私は英検1級の2次試験には3回目で合格していますので
今回書く2次面接のレポートは私が免除申請で受験した2回目の2次試験の話
実は2回目のときが一番辛かった…
というのは正直、英検1級の面接の理不尽さを痛感したからです
これはあくまで私の主観なんで100パー私の意見が正解と言う話ではないのでご了承ください
1回目の受験後色んな反省点があったと思うし、自分自身至らぬ点があったのは痛いほど身に染みました
だから、そこんとこをバネにして猛勉強したわけです
モデル・スピーチの原稿も増やしましたし、時事問題に対して深く考え背景知識を増やすように心がけしました
受験者がよく使っている英検1級の面接大特訓の本も全て頭にいれ、さっとアウトプットして暗唱できるくらい完璧に準備しました
無論、それ以外の自分で書いたスピーチ原稿もスムーズに話せるくらいまでやりました
ただ、何故かダメだったんです
不合格になってしまいました
理由がわからないんですね
1回目受けたときより、かなり上出来な内容だったと感じていたのに何故か不合格
そりゃもう英検に対して頭にきました笑
取り敢えず先に2回目の面接がどんな感じだったのか以下に書きます
受験会場~入室
相変わらず試験会場は大阪市内、土佐堀のYMCA
会場で30分くらい待つ
入室
面接官は白人のアメリカ人と日本人の大学教授みたいな風貌の爺さん(非常に感じの悪い人でずっと下を向いて目を合わせない爺さん)
まず軽く挨拶して、荷物をかごの中に入れるように指示を受ける
面接スタート
まずは雑談&自己紹介させられる
どこに住んでるの?
仕事はどんなことをしてる?
趣味はなに?
単なる会話でそこまでは全然難しくないですね
スピーチトピック選択~スピーチ
早速トピックを選びます
その時、自分が以前考えたことあるトピックに近いトピックが出たんでコレだと思ったのを選択しました
世界平和は可能か?
というトピック
あんまり癖が無いトピックだし、自分が準備した原稿にも近いものを書いていたんで応用したらイケるぞと感じました
スピーチスタート
僕は世界平和は難しいという考え方でNOを基準に理論を展開
主張
サポート1
サポート2
結論
記憶が曖昧ですが発展途上国では貧困層が多くいる(具体的な比率なども含めて)、温暖化とか環境問題が深刻で食料が不足している一方アフリカなど、途上国では人口も急増しているので食料が補えなくなることで紛争が絶えない
※食料不足に関しても具体的な数値を交えて説明
もう一つの理由付けは文化や宗教の違いによる宗戦争などの紛争の例を含めて説明
結論を上記の内容をまとめて話したのを覚えています
スムーズに話して終え、結論を話し終えたところでちょうど良く2分の経過を知らせるアラームがなりもう自分の中では完璧だと思っていました
白人の面接官も小声でGoodと呟いたのも覚えています
質疑応答~退室
そして質疑応答
以下の質問が聞かれました
1)外人;君は貧困や食料不足が世界の平和を難しくしていると言ってるが、解決策は具体的に何があると思う?
2)日本人;公平な貿易の促進は効果があると思いますか?
3)日本人;日本は世界に対してどのように貢献するべきかと思う?
4)外人;少し前に憲法9条が改正されたけど、改正は必要なことと思う?
※1の質問に関しては”先進国が途上国でインフラ整備や科学技術の支援などを行うことで現地で新しいビジネスなどの産業が生まれます。結果的に雇用が作り出されるのでこれで貧困を減らすことができる。食料不足に関しては科学技術を支援することで農業技術が向上するし、環境に強い種苗などがさらにづ普及すれば食料の生産性も向上するのではないか”みたいな話をしました
ここでタイムキーパーのタイマーが鳴る、けど続けて答えるように指示が来たから答えた
一応上記の質問もブレることなくスムーズに問題なく答えることができた
しかも外人の面接官は僕が話し終えたあとこう言ったんです
I thought you did a great job this time.
退室時、これはもう受かっていると期待させられました笑
2回目の面接の結果は?
数週間後
結果は不合格
ちょーがつくほどショックでした
というのは特に問題なくこなして、白人の面接官にも良く出来たとか言われたのに何でだみたいな笑
ここで思い出したのは日本人の爺さんの面接官
そういやあの面接官、入室のときから一切下を向いてずっとメモしてるだけで目をまともに合わせてくれないし非常に嫌な感じがしたことを思い出した
なんか全てがそっけない態度と言うかそんな感じでした
単に僕の発言が気に食わなかったのか僕のことが嫌いだったのか笑
でも、文句言っても意味ないんですよね
なので
不合格通知がきてから早速次の試験に向けて勉強を開始しました
そのときは少し自分に自信がなくなってたので、面接対策をしてくれる学校に通うことにしました
その話はまた別の記事で書こうと思います
今回の面接の話の結論としてまとめると以下の通りです
激しく否定する人もいるかもしれませんが、英検1級の2次試験といっても人が受験者を評価するわけで面接官にも当たり外れがあると思います
もちろん良い面接官だからって合格させてくれると言うわけではないのは当たり前ですし、求められている基準を満たさなくてはなりませんが面接である以上所詮は人対人との試験なんです
つまり、理不尽なことや納得いかないことが結果として跳ね返ってくる可能性があることを念頭試験に挑むべきということ
これは案外大切なことかもしれません
メンタル的に笑
そんな感じで
次回は3回目の合格したときのレポートを書こうと思います
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