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【英語ニュース】WHOはコロナの終息宣言はしていない!日本の政府やマスコミは英語が読めないのか?

先日、日本の政府及びマスコミが一斉にコロナの終息宣言をWHOが出したと伝えてニュースになりました

実はこのニュース完全にデマ&誤報です

確かに世界保健機関 (World Health Organization: WHO)のテドロス事務局長はプレスカンファレンスでコロナの終息という単語を使いましたが、原文を細かく読んでみるとコロナの終息宣言をしたわけではないことが分かります

しかし、残念ながら日本のマスコミは一斉にコロナ終息宣言と誤報を一斉に報じている

う~ん…

これ単にテドロス氏が述べた”the end is in sight” for the COVID-19 pandemic,”という発言の言葉だけを切り取って終息だ~!わ~いって報じただけのこと

実はテドロス氏はこの後に続けて発言していてその原文を読んでみるとWHOのテドロス氏はコロナの終息宣言はしていないことがわかります

事実、日本のマスコミがミスリード報道をしてしまったことを受けてかテドロス氏は翌日発言に誤解を招いたことを釈明しています

そんなわけでWHOのテドロス氏の発言に関する英語のニュース記事を読んでまだコロナが終息していないという現実をしっかり受け止めてみましょう

WHOはまだコロナの終息宣言はしていない!?英語の原文記事を読んでみる

WHO says ‘we can see the finish line’ for the COVID-19 pandemic but it’s not over yet

WHOは、COVID-19パンデミックの「ゴールラインは見えている」と言っていますが、まだ終わっていません

World Health Organization (WHO) director-general Tedros Adhanom Ghebreyesus says “the end is in sight” for the COVID-19 pandemic, but now’s not the time to ease up on infection control measures. 

世界保健機関 (WHO) のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、COVID-19 パンデミックの「終焉が見えてきた」が今は感染対策を緩める時ではありませんと述べた。

“We have never been in a better position to end the pandemic,” Dr Tedros said during a press conference at WHO’s headquarters in Geneva, Switzerland.

テドロス博士は、スイスのジュネーブにあるWHO本部での記者会見で、「パンデミックを終わらせるのにこれほど良い立場にあったことはありません。と述べた。

“We’re not there yet, but the end is in sight.

「私たちはまだそこにいませんが、終わりは見えてきています。

Dr Tedros officially declared COVID-19 a Public Health Emergency of International Concern (PHEIC) in January, 2020. 

テドロス博士は、2020 年 1 月に COVID-19 を国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態 (PHEIC) と正式に宣言しました。

He described the outbreak as a pandemic in March 2020. 

彼は、2020 年 3 月の流行をパンデミックと表現しました。

Overnight he said world leaders needed to act on six key focus areas to end the PHEIC:

彼は深夜未明、PHEIC を終結させるために、世界の指導者が 6 つの主要な重点分野に取り組む必要があると述べました。

  • Testing — continuing to test suspected COVID-19 cases and tracking confirmed infections
  • Clinical care — planning for surges and treating long COVID
  • Vaccination — hitting critical targets and prioritising at-risk demographics 
  • Infection control — maintaining measures at health care facilities 
  • Rebuilding trust in public health authorities — providing credible, accessible and actionable heath information 
  • Managing the COVID-19 ‘infodemic’ — training health workers to better identify and address health misinformation

・検査 — COVID-19 の疑いのある症例の検査を継続し、確認された感染を追跡します
・臨床ケア — サージの計画と長期間の COVID の治療
・ワクチン接種 — 重要な目標を達成し、リスクのある人口統計を優先します
・感染管理 — 医療施設での対策の維持
・公衆衛生当局への信頼を再構築する — 信頼でき、アクセス可能で実用的な健康情報を提供する
・COVID-19 の「インフォデミック」の管理 — 健康に関する誤った情報をより適切に特定して対処するための医療従事者のトレーニング

“A marathon runner does not stop when the finish line comes into view,” Dr Tedros said. 

テドロス博士は「マラソンランナーはゴールが見えても止まらないと述べた

“She runs harder, with all the energy she has left. So must we. 

「彼女は残りのエネルギーをすべて使って、より激しく走ります。私たちもそうしなければなりません。

“We can see the finish line, we are in a winning position, but now is the worst time to stop running, now is the time to run harder and make sure we cross the line and reap the rewards of all our hard work.”

「ゴールラインは見えているし、勝てる位置にいるが、今は走るのをやめるべき最悪の時期だ。今こそもっと激しく走り、ラインを確実に越えて、すべてのハードワークの成果を得る時だ」

Dr Tedros warned there was a risk of “more variants, more deaths, more disruption and more uncertainty” if the world relaxed its COVID measures now. 

テドロス博士は、世界が今COVID対策を緩和した場合、「より多くの変異株、より多くの死、より多くの混乱、より多くの不確実性」のリスクがあると警告した.

The WHO has reported that more than 12 billion COVID vaccine doses have been administered worldwide.

WHO は、世界中で 120 億回以上の COVID ワクチンが投与されたと報告しています。

It said countries should strive to reach an “aspirational” vaccination coverage of 100 per cent in high priority groups, such as older adults, health workers and immunocompromised people. 

各国は、高齢者、医療従事者、免疫不全の人々など、優先度の高いグループで100%の「野心的な(積極的な)」ワクチン接種率に到達するよう努力すべきであると述べています。

参照記事

https://www.abc.net.au/news/2022-09-15/who-tedros-adhanom-ghebreyesus-end-covid-19-pandemic-in-sight/101441898?utm_campaign=abc_news_web&utm_content=link&utm_medium=content_shared&utm_source=abc_news_web

【これが事実】英語の原文をよく読むと結局WHOのテドロス事務局長はコロナを終息させるには~すれば終息させることが出来るという前提条件を示しただけ!

・検査 — COVID-19 の疑いのある症例の検査を継続し、確認された感染を追跡します
・臨床ケア — サージの計画と長期間の COVID の治療
・ワクチン接種 — 重要な目標を達成し、リスクのある人口統計を優先します
・感染管理 — 医療施設での対策の維持
・公衆衛生当局への信頼を再構築する — 信頼でき、アクセス可能で実用的な健康情報を提供する
・COVID-19 の「インフォデミック」の管理 — 健康に関する誤った情報をより適切に特定して対処するための医療従事者のトレーニング

要するにWHOのテドロス氏は上記の条件が全て達成出来たらコロナは終息する日は近いと述べただけなのが事実内容です

しかも、ワクチン接種については細かく補足すると….

It said countries should strive to reach an “aspirational” vaccination coverage of 100 per cent in high priority groups, such as older adults, health workers and immunocompromised people. 

各国は、高齢者、医療従事者、免疫不全の人々など、優先度の高いグループで100%の「野心的な(積極的な)」ワクチン接種率に到達するよう努力すべきであると述べています。

こういうことです

加えて全世界で一般人は70%以上のワクチン接種率が達成して、積極的なPCR検査の実施と陽性者が出た場合の隔離及び迅速な治療が行われるということがコロナ終息の条件です

これがテドロス氏が言った事実です

それをマスコミ各社がコロナ終息という言葉だけを抜粋して報じてしまっただけだということ

英語の原文わかってんのかよという話ですw

日本の現状はWHOがコロナ終息の条件として示していることと真逆のことをしている…

テドロス氏は単にコロナが終息するにはどうすればいいのか条件を示しただけということです

それはいいとして”今の日本ではWHOが示した指針に従ってコロナ対策がされているのか?”ということを考えてみると真逆のことをしているわけです

・徹底的な検査はしない(全数把握をやめる)

・陽性者隔離と早期治療の徹底

・医療従事者や高齢者のワクチン接種100%、一般人の接種率70%

これってコロナ終息と真逆のコロナ対策であり残念ながらコロナの終息はまだまだ先になるということはよくわかります

恐らく12月くらいにコロナ第8波のでかいのが来るんじゃないかな…

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