
海外に留学すると決めたなら、留学を有益な物にしたいと思いませんか?
わざわざ日本を離れて高い学費を払い留学するわけですから、高い英語力やそこでしか学べないことを沢山吸収して日本に帰ってきたいものです
今日は留学期間を無駄にせず有益な時間にするためのコツを紹介したいと思います
留学先で気が付いた問題点
僕は日本で中学を卒業してカナダで約5年近くを過ごしました
カナダの現地にある高校に入学して卒業しています
カナダに渡航した当初の僕の英語力はひどいもんでした
だからこそ危機感を持ち自分自身にストイックに勉強をしていました
最初の1年はほぼESL教育を受け、1年くらい経ってから通常の単位を修得するようになります
その時自分がやっていたことは、最初の1年間は日本人とはほとんど会話をすることを避けていました←今思えば少々やり過ぎたかもw
無論挨拶程度で最低限会話はしていたが英語力を向上させるために日本人と接するのは必要最低限にとどめる意識をもって行動していました
私が最初に言った学校はカナダの内陸部にある小さな田舎町だったので日本人も少なかったです
とはいっても10人くらいはいたかな…
まあ海外の学校なんで皆受けている授業もばらばらだしずっと一緒にいることは無いんだけど、やはり日本人は群れをなす人種なのである程度はグループは出来ていましたね
例えば昼休みは日本人同士でご飯食べたり
休みの日は日本人同士でどこかに遊びにいく
放課後はお互いの家に遊びいくなどというパターン
こうして考えると海外に留学しているにもかかわらず何故か日本人コミュニティーができてしまう
結果、海外にいながら英語力が向上しなくなるんですね
極力英語オンリーの環境に身を置いてみた結果
海外の留学先の学校に日本人が多いとどうしても日本語を話し過ぎて且つ日本人のグループが出来てしまうわけです
私もそのことに直ぐ気がつきました
元々英語が出来る人なら実はそれでいいんですが、私の場合そんなに英語ができなかったので何かしら自分自身に条件を課さなければならないと思い、最初の1年は日本人との付き合いをさけて極力外国人の友達を増やしました
なので一日の9割がたは英語で考え英語で話したり聞くといった環境下を自分で作れたことから1年間でかなり英語力は向上しました
普通に日常生活にはあまり困らない、しゃべりはまだぎこちないけど、意思疎通は普通に取れるくらいには成長した感じです
英語が上達した感覚は以下のような感じです
・3か月くらいでリスニングも結構聞けるようになった
・半年くらいで日常会話や生活での英語は問題なく話せるようになった
・結構読み書きも向上しました
留学生が多い街での生活の問題点
一年を経過し、私は田舎町の生活するのに少々飽きてきたこともあり、大きな町の学校に転向しました
というのはやりたいこともあったんで自分に都合が良かったからですね
引っ越した場所はVancouverです
バンクーバーはカナダの太平洋側に位置している非常に便利な大きな街
大都市ではありますが、緑も多く自然と近代的な街が融合した非常に住みやすい街です

写真はカナダプレイスという映画館やホテルなどの複合施設から夕方撮った写真
North Vancouverに向かうシーバスステーションが真正面に見えます
向こうにいた頃、ここからの景色が好きでよく散歩していました
話を少し戻します
バンクーバー着いて早速学校に通い始めました
以前と同じスタンスで極力日本人との深い交流を最低限に抑えながら日々精進していました
英語力もそこそこつき通常の高校の単位も順調に取れるようになりましたが自分の英語力に関して昔ほど伸びていない気がしてきたんです
どうしたものか…
よく分析してみました
すると確かに一日の生活で9割方英語に身を置いているのはそうなんですが自分自身が留学生であり、日本人と言うこともあり必然的に良く話す友人もカナダ人以上に留学生の友達が多かった
無論、カナダ人もいましたがそれ以上に留学生が多い
台湾人、タイ人、シンガポール人、香港人、中国人、ロシア人、ブラジル人、ウクライナ人等々…
でもそういう友達もある程度は英語は上手いしよくしゃべる
それに、友人として大切な人たちだしそこは問題じゃないんです
ここの部分が今回のメインとなる論点なんです
リアルな話、海外で留学すると何故か自分の周りに集まる異国の友達は英語を母国語ではない友達が多くなる傾向にありと思います
そうなってくると、周りの人間の英語力も英語がそれなりに出来るとは言っても流石にネィティブスピーカーからは程遠いわけです
恐らく自分と同レベルか自分より少し上くらい
自分がカナダで暮らし始めて1年弱で英語力が頭打ちになったのはそれが原因かと考えました
それは結構日本人の留学生を含めて、現地でぶち当たる壁のような気がする
確かにアジア人の友達は日本と文化が似てたり、食事も日本人に合うことから話が合って打ち解けやすいんですよ
ただ、留学生との交流だけで英語力を向上させようとすると基礎を磨くのにはよいと思いますが限界は間違いなくあるはずです
やっぱり我々日本人を含め、英語を母国語としない人間とネィティブの表現力の違いは大きいと思います
少しの工夫と行動で問題はどうにでもなる!
そのことに気がついてからは、日々つるんでた外国人の友達とも良好な関係を維持すると共に現地のカナダ人の人とも今まで以上に話しかけてコンタクトを取ったりしました
そうすると会うと話すくらいの友達は出来るわけです
加えて学校の外でもバス停でバスを待ってるときに天気が良いですねぇ見たいな感じで知らない人に話しかけたりして現地の人と雑談程度に交流をもったり(欧米人は雑談は好きなんでこういう会話も街でよくみかけます)することを心がけました
僕はいつも学校が終わってからバンクーバー図書館で勉強していたんです
あの図書館は各フロワに自習するための勉強スペースがあって、しかも夜10時くらいまでやってるんです
日本じゃ5時に閉館が基本だけどバンクーバー図書館は遅い時間までやっていて僕もいつもラスト近くまで勉強していました
そんな感じでよく通っていると勉強スペースの常連みたいな人もいるわけで、顔見知りになったりして仲良くなります
そうなるとコーヒーでも飲もうかみたいな感じで会話する機会も増えて友達になることもあるわけです笑
いろいろ積極的に現地の人との交流を持つことを意識すると、大体毎日の会話の相手の割合が留学生6割、カナダ人4割くらい位に増やすことができました
そこで再認識したのはやっぱり上で話した通りネィティブと留学生の英語力の違いですね
語彙、表現力、発音にしても全然質が違うのは当たりまえ
留学生との会話ばかりだった頃と比較して、学んだ表現力や語彙力など増えましたし留学先で頭打ちだった英語力も更に飛躍しましたね
日本人留学生の傾向と注意すべきポイント
今まで話した内容をまとめるとこんな感じだと思います
・傾向として日本人は海外でもグループで行動する傾向がある
・留学しているにもかかわらず日本人同士で群れる
・英語圏で生活しているのに何故か話す相手はアジア人や英語を母国語としない人がほとんど
・現地の人との交流があまりない
以上のような傾向のある現在留学中の人やこれから留学を考えてる人は上記のことに少し注意を払ったほうがよいと思います
特にカナダのバンクーバーは非常に日本人が多いです
ダウンタウンを歩いていると絶対日本人とすれ違います
しかもダウンタウンにあるRobson Streetには沢山の語学学校が軒を連ねている
日本人だらけです
このRobson Streetには”みんなのコンビニ屋”という日本人が集う日本のお菓子や食品や雑誌が買える店があるくらいです
1週間遅れでジャンプやマガジンなどの雑誌も変えるから驚きです


そこを夕方学校終わりに歩いている留学生を見ると大抵みんな日本人のグループで歩いています
批判はしませんが僕は勿体無いなあと思ってしまいます
せっかくカナダに来ているのにと…
せっかく留学するのなら現地での生活を有益な経験にすべくいろんな人と偏り無く交流しないことには英語力は身に付きにくいかもしれません
要するにバランスです
1日の割合としてラフな理想のイメージはこんな感じかな
・日本人の同士の交流は1~2割、留学生同士の交流は4割くらい、ネィティブの友達は4割くらい
このくらいのバランスは理想だと思うんで、これらを実行すると留学は有益なものになる可能性大です
現地のネィティブの友達や知り合いを作るのは留学生のとっての少しハードルあるかもしれないですが、きっかけは案外色んなところにあるはずです
ボランティアをする、テニスなど趣味のサークルに参加する、習い事をする、カフェでバイト(バイトは許可が必要なんで気をつけよう)するとか色々です
とにかく積極的に話そうとする意識は大切ですね
そんなわけで留学を考えている人は現地での時間を無駄に過ごして失敗しないように気をつけましょう!
バンクーバーは非常に住みやすい街です
最後に軽くバンクーバーの街並を紹介します


グランビルアイランドは市内中心部からバスで10分くらいのとこにあるMarketです

新鮮な魚介類が買えます
サーモンとか新鮮なものが安く手に入る

中は広場になっていて大道芸などをやってる人が沢山います
私は天気の良い日に散歩がてら歩いてきていました
マーケットでテイクアウトで食事を買いヨットが行きかう湾を見ながら昼ごはんを食べるのが好きでした
軽く旅行気分を味わっていただけましたでしょうか?笑
では良き休日をお過ごしください!
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