
前置きしておきますが今日の話は英語に関する話と全く関係ありませんのでいつも読んでくれている方はスルーしていただいてOKです
今日だけは例外のジャンルを扱うのでどうか許してください
今大阪ではIRカジノ誘致が行われています
私は大阪から近いところの住んでいるので大阪は小家はころから馴染みのある場所です
買い物や友人と会う時は大阪に行くことが多いし、親も大阪で事業をやっているので思い入れのある街なのです
だからこそ大阪にカジノを誘致することには反対なんです
大阪が賭博の街になり果てるのをみるのは絶対に嫌ですからね
現在大阪ではこのカジノ誘致に関して反対署名活動が行われており、反対して住民投票に持ち込むには最低15万人分の署名が必要になるみたいです
もし、大阪府民の方で大阪でのIRカジノ誘致に反対人は反対署名をするべきだと思います
上記のリンクで詳細が記載されています
カジノを誘致すれば間違いなく大阪のお金は吹き飛びます
大阪でカジノをやると儲かりまっせ!
IR賃料だけでも毎月儲かるんや!
こういうこと信じてる人案外多いかもしれません
ただ一つ言えることはそれらはカジノ利権でウハウハしたい人達が主張してる都合の良い言い分です
まず大阪の財政って全国の政令指定都市の中で最下位から4番目で不景気なんです
お金がないわけです
だからこそカジノやるんだという意見がありますが逆です
仮にカジノをやると大阪のお金は益々無くなってしまいます
理由は主に3つ
1つはIRカジノが建設には莫大なお金がかかる
2つめは建設予定地の夢洲はゴミ捨て用の埋め立て地であったことから地盤が大規模な建物の建設に適さないことから多額の管理維持費がかかる
3つめはIRカジノ事業計画が非常にザルで利益になるかどうかがわからない杜撰なもの
これら3つが主な理由です
2697億円の税金が万博・IRカジノで使われる
カジノ建設には莫大なお金がかかります
元々カジノ計画では大阪市長である松井一郎市長や吉村知事は府民の税金は一切使わないと2016年12月22日のカジノ計画のプレゼンで自ら述べています
けど、半年ほど前にそれを撤回!?
やっぱ税金で2697億は払うことにしますと180度方針展開してきました
嘘つきですよね
税金使わないといってたのにやっぱ税金でカジノにつぎ込みますって…
この2697億円という数字ですが内訳はインフラ整備費が1119億円、夢洲の土壌改良費に1578億です
いきなり税金で賄うと決断した背景には埋め立て地である夢洲という人工島の特性があります
・元々ゴミ捨て場として利用されていた場所であり大型施設の建設には適さない場所であることから地盤沈下や液状化などが生じる恐れがある
これが理由です
だから土壌に対する更なる追加費用やインフラ費用が必要になったということですね
そもそも南海トラフ地震のリスクもあるしそんな地盤の弱いところに大型施設を建てようとしていること自体が間違いであり杜撰な計画なのです
2697億円の税金があれば何ができるか?
大阪はコロナでも全国トップの死者数を叩き出しています
これは医療・介護サービスや保健所などの人員削減が理由と言われています
もしカジノなんかに投入するお金があるのなら医療やコロナ対応に当たる保健所などの住民サービスに使えるわけです
それ以外にも大阪市の水道料金を10年近く半額に出来たり45年間大阪市内の学校の給食費を無償化出来たり住民に還元できるみたい
カジノに莫大なお金を投資するなら、そのお金を住民に還元した方が100倍喜ばれる気がします
IRカジノで利益が出るのはあくまで2076年後以降に利益が出る可能性があるってだけ
IRカジノをやって果たして利益になるのかという話ですが残念ながら非常に難しいでしょうね
理由としては新型コロナ拡大による観光需要の激減や建設後に人工島の管理・維持費を大阪で負担しなければならないからです
まず観光需要の激減は説明するまでもなくご存じの通り
人工島に管理・維持費についてはカジノが建設された後も大阪の税金で負担し続けなければなりません
え?管理費はカジノの運営会社が負担してくれるのではないの?
そんな風に思われる人が多いかもしれませんが騙されてはいけません
大阪府とカジノの運営会社MGMとオリックスとの契約書では人口島の地盤沈下の維持費や管理費用は大阪が負担するという運営会社に非常に甘々なもの
よく維持費・管理費用なんて賃料で補えばいいんだとと言ってカジノに賛成している人がいますが残念ながら島全体の地盤沈下やら液状化対策などの費用なそんな安い物ではありません
維持費や管理費用は間違いなく大阪の懐に入る賃料なんかでは補えませんよ
そんなのは素人でも少し想像してみたらわかるはず
更に言えばMGMと大阪の契約書が出回ってますが、MGMは非常にお金にシビアな外資系カジノ運営会社です
契約書の中でも大阪でのカジノ事業に参入して利益が出なかったら無条件に撤退することを可能にする契約を大阪と交わしています←何故大阪がそんな契約をしたのかが意味不明ですが…
大阪港湾局の資料では2076年以降の50年後に運よく利益が出せるかもと予想していますが、それ以前にMGMが社内で定めた利益率を叩き出せなかったらMGM社は容赦なく撤退しますよ
そうならIRカジノなんて負の遺産になるだけ
仮にMGMが撤退したら誰が運営を引き継ぐのでしょうか
恐らくいないでしょうね…
50年後の2076年以降にIRカジノで利益が出るかもしれないという予測はコロナ前の水準で作成されたシュミレーション
50年後でもいい
利益出るならカジノやればいいじゃんということをいう人もいます
ただ、問題は前提となるデータが全て間違っているのに都合の良いデータでIRカジノをやりたくて仕方のない権力のある人の間で用いられていることにあります
大阪港湾局が大阪府にプレゼンした資料の中には2076年後以降にカジノでようやく利益が出る可能性が謳われていますが、この資料はコロナ感染症が発生する前に作成されたもの
つまり、コロナによる観光需要の低迷や土壌対策にかかる追加の工事費用は一切考慮されていません
はっきり言って大阪府言う50年後に利益がでるというシュミレーションってホントに怪しいものです
そもそも今後50年間で何があるかなんて誰も予想付きませんから…
これって本当の意味での博打事業です
非常にザルな大阪のIRカジノ事業計画
大阪府が出しているカジノへの年間入場者予想があります
大阪府はIRカジノで年間1610万人以上のカジノ入場者がくると見込んでいます
1610万人という数字に違和感感じませんか?
大阪のユニバーサルスタジオジャパンの年間の入場者数でも1430万人
しかも、1610万人という数字は全て日本人客をベースにした数字です
なにやら大阪に来る人の8割がカジノをするために大阪に訪れることになるらしい
USJ以上にカジノに人が集まること自体が夢物語でありありえない話です
大阪のシンボルがUSJではなくカジノってのもおかしな話ですよ
【まとめ】大阪IRカジノ反対署名は5月25日迄
当ブログは本来こんなことを書くブログではありませが大阪の人にとっては大事なことかと思い情報発信の一環として今回記事を書いてみました。
府民の税金は使いませんと偉い人が言っていたのに結局嘘ついてやっぱ税金でカジノ作りますとかいきなり方針転換したり、ちょっとこのカジノ計画に関しては疑問だらけです
結局、偉い人の利益になるだけで全く大阪の人達にためにならないようには思えます
いざ建設してから不良債権化しても手遅れです
手遅れになる前に大阪の皆さんはしっかり反対の署名するなど意思表示をすることが大事だと思います
大阪IRカジノに関する署名は以下のページに詳細が載ってます
大阪市内の各署名ステーションで署名ができますので参考にしてください
https://vosaka.net/archives/category/action/station
今回は例外的にいつもと違うジャンルの記事を書きましたが、次からはトップページのに書いてるジャンル通りの記事を書きますので今後とも当ブログをよろしくお願いします
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