
タイトルだけ見ているとよくわからない内容ですね汗
今日は英語力をアピールすると結果的に損してしまう職場についての記事を書こうと思います
転職なので英語力を武器に転職しないと考えてる人が損しないための情報になりますので参考にしてもらえれば幸いです
英語力を活かせますという求人の罠
まず、英語力があると今の時代就職の際に別に損することはないでしょう
資格の欄に普通自動車免許しかないと書いている人より、普通自動車免許証の加えてTOEICや英検の資格がありますよと書いた方が見栄えは良いし、専門的なスキルとしてアピールすると就職活動において効果が高まります
ただ、今の時代どこの会社でも求人の募集要項に英語力を要件としていることが多いです
そこが英語力を活かして仕事をしたい求職者にとって罠になることがあるのです
どういうことか?
説明するとそれは求人を掲載している媒体側の問題になっているケースがよくあります
まず求人を企業が出す場合、今の時代どこの企業も転職エージェントなのの求人サービスに依頼して募集を掛けてもらうことが多いです
その時、企業の採用担当者がエージェント側の担当者と打ち合わせをして掲載してもらう内容を伝えます
その時採用される人のスキルとして英語力を求めるかどうかを尋ねてきたり、業務で英語を使うかどうかなどを聞いてくるわけです
そうなれば大概の場合、実際そこまで高い英語力を必要でない会社でも英語ができないよりできた方が良いという観点からYESとエージェント担当者に返答する
すると、求人の募集要項の中に英語力とうスキルが記載されてしまうのです
又、求人情報というのは企業にとっても宣伝になるんですよ
自社のホームページの採用ページや転職エージェントの募集のページに企業情報と募集要項を掲載することで一つの情報発信ソースになるわけです
しかもそのページは誰でも見ることができる
会社の取引先や顧客等も勿論みてるかもしれません
企業の宣伝目的で求人の募集要項に求める人材として英語力や大卒・大学院卒以上などと立派なことを書くことで、第3者にその会社では優秀な人がたくさん働いている凄い会社なんだなあというイメージを植え付けることが可能になる…
結果的に英語力や普通以上のスキルを活かして転職したい人が集まってくるのですが、実際に面接を受けて入社してから大きな違和感に気が付くことが多い
それは何かと簡単にまとめると以下の通り?????
・通常業務に加え英語関連の過大な間接業務を処理する必要がある
・英語関連業務をしてない人と賃金は同じで損してる気分になる
特に1つ目の英語関連の間接業務に関しては当たり前じゃないかと思うかもしれないけど、これが結果的に割が合わなくなるケースが多いです
2つの点を更に細かく解説してみよう
通常業務に加えて英語関連の間接業務を処理する必要があるという罠
すでに述べましたが英語力をアピールして採用されたんだからそんなの当然だと感じてしまう人は多いと思います
その点は私も英語力を活かして仕事をしたいと考えるなら当然だと思うんですが、経験者として100%受け入れるわけにはいきません
というのは通常業務メインで補足的に英語の間接業務をさせる会社ではそこまで高いレベルの英語力は求められませんし、正直英語力なんて日常会話レベルのなんちゃって英語力(https://worldjapantraveller.international/2020/09/12/イライラのなんちゃって英語/(新しいタブで開く)があれば十分対処できるレベルの会社なのです

なので周りの社員も英語が適当なレベルの人も多いしできない人も多い
その中に高い英語力がある人が放り込まれると結構苦労する
英語力というか通常業務内容に加えて、英語の間接業務も処理しないといけないわけです
その間接業務は結構処理に時間がかかるようなマニュアルや分厚い書類文書の全文英訳や英語のメール対応など…
勿論、周りの社員は英語のレベルがそこまで高くなかったり、英語が苦手な社員が多いことから英語関連の業務を全て投げてくる
結果、自分一人で通常業務に加えて英語関連の間接業務を処理しなければならなくなります
こういう会社は既に述べた通り、あくまで英語を間接業務として考えている中小企業や古い閉鎖的な非グルーバル企業で多いように思います笑
ある程度の企業でグローバル企業なら英語をメインで使用する専門的な海外事業関連の業務を細分化して部門構成がされていて、一般的な事務をこなすような部門としっかり区分けされていたりします
実際に私が以前働いていた大手のメーカーでも翻訳を専門に扱ったりする部門や海外法務等の細分化された部門がありましたからね
ただ、言い方が悪いですがしょうもない中小企業ではこういう業務に関する明確な区分けがされていないわけです
そうなれば当たり前ですが英語とは関係のない業務をメインとして処理して、周りに人間が投げてくる英語関連の間接業務を一人で処理しないといけない
仮に1人でなくてもせいぜいプラス1人くらいヘルプが入る程度でしょう
イメージとしては通常業務を処理(業務量は他の一般社員と同じ)した上で英語関連の間接業務をするので明らかに定時時間内では処理できない…
他の社員は通常業務だけなんで定時になれば先に退社していくのに自分だけ残って英語の間接業務を処理しければなりません
しかも、中小企業なんて残業代が出ないブラックな会社も多いですし2時間までしか出さないとか、固定残業代(みなし残業)の会社が多い
以下記事参照
そうなれば必然的に英語の出来る人の給与の時間単価は一般社員より低くなってしまい損してしまうのです
↑
これは結構ショックです
英語ができる人の方が他の従業員より損するなんて笑
実際に経験した英語で損したエピソード笑
英語ができて損したと感じた私の経験を紹介しようと思う
以前、某航空測量の会社で働いてた時の話です
その会社もかなりのパワハラ体質の底辺企業と言っても過言でない会社でした
実際にイジメやパワハラで裁判になってたり報道されたこともあるような会社
まあ航空測量自体衛星やドローンの出現で先細りの業界でそんなとこで働いてれも全く意味ないんですがね笑
そこである仕事を任されていました
ある仕事を一般業務としましょうか
面接のときに出した履歴書で英語の資格などをアピールしていたこともあり、一般業務に加えて、英語関連の間接業務を担当させられました
ハッキリ言って割がありません
昔ながらの古い体質の企業であり、風通しが悪いギスギスした会社であったことに加えて、英語があまりできるような社員も少ない
なので英語の間接業務は全て自分一人で処理しないといけない….
メインはその一般業務なのでそれをみっちり片付けた上でですよ
ある日とある英語の作業マニュアルを全て日本語に訳せとの指示が上司から出ます
上司も英語ができない人なので、君英語できるから簡単にできよねといって軽く考えてるんですね
無論、それなりの英語力なので書いてあることはわかりますが文量は800ページぐらいある
急ぎだから1週間くらいでやっとけとか意味不明なことを言われました
当たり前だけど1週間では不可能ですし、そのことを指摘してどうにか納期を遅らせてもらい翻訳をしていきましたが、一般業務と同時並行でやらないといけないんで翻訳の専門会社に翻訳を依頼できないか見積もりを取ると60万円以上かかるとのこと
ケチな会社なんで当然却下され、自分が引き続き翻訳することに…
当然、日中は一般の通常業務があるんでそちら優先でやらないといけないんで翻訳は捗らない
本格的に作業ができるのが定時の業務が終わってから
結構長い期間、深夜まで仕事をしてましたね
ちなみに残業代は2時間までしか出ないし、残りはお金が発生しない
この時、”割合わないわ”って思ってしまいました
これなら一般業務やってるだけの方がお得だし楽ですから笑
英語を活かせて、働いても損しない企業に入社すべき
ここまで色々書きましたがもう私が何を言いたいのかお分かりだと思います笑
英語求人には罠が沢山ありますし、仮に変な会社に入社してしまうと英語を使う仕事であっても金銭対価として大損してしまうことも多くあります
なので英語を活かした転職をする場合以下にような企業がおススメ
・外資系(そもそも通常業務が英語前提であり、英語をツールとして仕事ができる)
・ある程度の規模の企業(グルーバル企業で海外事業部門が細分化され各部門が専門化されている)
・英語に特化した会社(翻訳・通訳会社、英語教育関連など)
・当たり前だけど残業代をしっかり支給して、福利厚生が整っている会社 ※英語資格等を保有していることで資格手当を出してくれる会社なら尚更最高!
上記のような会社でないといくら英語力を武器に仕事をしようとしても、自分の労働力を利用されるだけで損します
みなさんも中身がない企業がアピールする英語力を活かせる職場という謳い文句に騙されないようにしましょう
では今日はこの辺で….
ENGLISH INFO Café https://worldjapantraveller.international/
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