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【英文法】仮定法の基本パターンをシンプルに解説【総復習】

英語学習においてはわかりにくいところは結構たくさんあります

特に英文法は複雑で仮定法の部分でつまずいてしまう人もいますよね

仮定法は時間軸が一つずれて考えたりするんでイメージしずらいのが理由かもしれないですが私自身仮定法に関してはイメージし辛い印象を持っていて一種の苦手意識を持っていました

今回はこうした仮定法の基本パターンをシンプルに総復習を兼ねて解説していこうと思います

仮定法とはなんなのか?

仮定法ってなんなのって話ですが仮定法をとはひとつ前の時制を使って現実ではあり得ないこと仮定して表現することです

シンプルにいうと非現実的な表現ですね

例えば….”もし、宇宙人になれたらな”とか ”もし10秒でアメリカに移動できたらな”とか

そういうのが仮定法といいます

この仮定法ですが基本的にいくつかのパターンの仮定法があります

そのところを細かくみていきましょう

【パターン1】現在の仮定法

この仮定法は軸となる時間を現在において、現在生じている事実と異なる仮定された状況を表現する時に使用します

例えば ”もし~(現在)ならば・・・するだろう” とかです

例えば電車のチケットを予約しようか迷っている友人がいたとします

そこで友人の肩を後押しするときにこういいます

If I were you, I would make a reservation for the express train in advance.

”もし私があなたならば、特急列車の予約を事前に行うでしょう”

この文は現在の時間に軸を置いていますが、”私をあなた”と仮定して自分のことではない現実離れをした話を仮定して表現している仮定法です

仮に私があなただったらという設定で話しているので現実の時間軸上で仮の現実離れした話をしているのがわかります

こういう時のお決まりの公式というかルールですがこの現実離れしたイメージを出すために1つ前の時制であるwereとwouldを使うのです

1つ前にの時制ってなんだ?という話になるかもしれませんがwereとwouldに対応するのはamとwillです。amの過去形がwere、willの過去形はwouldですから。

□現在の仮定法のポイント
★ If +S +V(過去形)~,  S would do・・・
★ もしSがVするならば, Sは・・・するだろう

※現在の仮定法は主人公であるSの時間軸から一つ前の時制を使う!

現在の仮定のざっくりしたシンプルなイメージをもってもらえましたでしょうか

【パターン2】過去における仮定

現在の時間軸を利用して現実から離れた話を表現する場合は1つ前の時制を使うということは既に述べました

では過去の時間軸を利用して過去のある地点から現実離れしたことを仮定する時はどうすればいのかということを考えてみましょう

これも実は考え方は同じです!

具体的には”過去からさらに1つ前にさかのぼった時制を使用するだけです”

過去のある地点から更に1つさかのぼった過去形とは”大過去(had+過去分詞)”のことをいいます

つまり過去における仮定の話をするときは大過去を使用するということです

典型例としては以下のようになります

もし(あの時)~だったら・・・しただろう

If I had known your phone number, I could have contacted you

“もし、私があなたの電話番号を知っていたら、私は貴方に連絡がとれたのに”

これをみていてだいたらわかるように過去の時点での話だというのが分かりますよね

もし私があなたの電話番号を知っていたら←既に終了している過去の仮定の話

私はあなたに連絡をとれたのに←過去の仮定の話に基づく行おうとしたアクション

①と②を比較するどちらが現実から時間軸が近いかというと②です

なので②より①のほうが現在より②を超えて更に過去の状況を示していますので過去の地点における一つ前の過去である大過去(had+過去分詞)が使用されているのです

イメージとしてはこんな感じでしょうか

連絡しようとするアクションは番号を事前に知っていないと無理なんで過去の地点から更に過去に遡っている

だから大過去を使用しているのです

□過去における仮定のポイント
★If +S+V(had+過去分詞)~, S would (might/could) +have+過去分詞・・・
★もしSがV(~していた)ならば、Sは・・・していた(したかもしれない/できた)だろう
※hadのある節の内容はhaveのある節の内容より更に過去なんで大過去

【パターン3】過去と現在の仮定の混合

これは人生の悩みでもよくありますw

”もしあの時~していたら、今は・・・しているだろうに” という風に過去と現実の仮定が組み合わさっているパターンです

If I booked earlier, I could stay at this hotel today.

”もし事前に予約していたら、今日このホテルに泊まれていたのに”

If節は過去における仮定の話なんで仮定法過去完了、主節は現在の仮定なので仮定法過去の形になっています

□過去と現在の仮定における混合のポイント
★If +S+V(had+過去分詞)~, S would (might/could) +do・・・
★もしSが(あの時)V(~していた)ならば、Sは(今)・・・する(するかもしれない/できる)だろうに

【注意】単なる条件なのか仮定の話なのかを混同しない

特に未来に話になるときに仮定のなのか単なる条件の話なのかで混乱しないようにしましょう

例えば雨が降るという話なら、自然界では雨が降る確率はそれなりにあるわけでないわけではないわけです

この場合仮定法を使うのは相応しくありません

この場合単なる条件節としてのif節を使えばいいだけで仮定法なんてわざわざ使わなくてもいいです

逆に、明日の朝太陽が東から昇らなかっらという話なら、あり得ない話なので仮定法を使いましょう

要するに現実的にあり得る話なのか、あり得ない話なのかで条件節になるのか仮定法になるのかを判断すればいいわけです

未来における万が一という仮定

これまで過去の話を中心に書いてきましたが過去から~未来に話にシフトしてみましょう

この未来の仮定法はTOEICでもよく出題されています

表現としては未来において現実的にはないけど万が一のことが生じたら・・・するみたいな表現です

shouldやwouldを使った表現ですが、これだけでピンとくる人はきっとトイッカーなんでしょうねw

① If all vehicles were to become unserviceable, we would be in great trouble.

 万が一全ての車が使用できなくなったら、非常に困ったことにるだろう

② If anything urgent should come up, we would deal with it promptly.

 万が一緊急事態が発生した場合、我々が迅速に対応します

いかがでしょうか

普通の過去を示すような仮定法なら過去を更に遡らせるイメージを持たすために一つ前の過去の時制を使いますが、このようなまだ生じていない将来に起こりうる事象を仮定した未来の仮定法では、1つ過去を遡り現在形を使用するのではなく、2つ過去を遡り過去形を使用するわけです

未来→現在→過去ではなく未来→過去という2段階のイメージですね

□未来の仮定のポイント
★If S were to do~, S would (could/might) do・・・
★If S should do~, S would (could/might) do・・・

基本的なパターンはしっかり理解してから応用の仮定法を学習すると楽

今回はあくまで基本的な仮定法のパターンを紹介しましたが、仮定法には今日紹介した基本的なパターン以外にもにもifがついてないものがあったりいくつかパターンがあります

例えば現実離れした願望を示すwishを使ったパターンやas if などを使用したのものもありますよね

英語の学習は応用編に入る前にしっかり基本知識を頭入れたうえで学習したほうが学習効率がよくなります

以前記事に書いた第5文型なんかも正に基本ですね

実際TOEICで高得点を取りたいと点数だけに目が行ってしまい焦って難しい問題集だけを買ってひたすら問題だけを解くまくるといった人もいます

そういうケースでは基本の知識がある人は別として土台がない人なら点数も一定のところで頭打ちになってしまいます

・TOEICで点数が伸びない

・英検で不合格が続いている

こういう状況が続いている人は何かおかしいなと立ち止まって、基礎に戻って学習すると何かしらの変化を感じられるようになるはずです

最近忙しさから更新が遅れていますが引き続きよろしくお願いいたしますw

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