
TOEICの問題は英検ではどれくらいのレベルに該当するのでしょうか?
特に解読問題をみて気が付いたことなんですがTOEICの問題と似てる問題が出ていて驚きました
TOEICはビジネス英語が中心です
長文の内容も比較的プレーンな英語がほとんど
でもボリュームがあるのが特徴です
英検1級の問題はTOEICより問題数が少ないけど語彙力や長文の内容も社会の幅広いジャンルのものが出題されるのでTOEICとは性質が異なるような気がする
英検のレベルを下げて英検2級くらいの問題を見ているとTOEICでも見たような問題が並んでいる…
TOEICの勉強に少し飽きてきたという人は英検2級の勉強をすると気分転換になるかもしれません
英検2級の文法穴埋め問題と解読問題
実は英検2級の問題って今まであんまり見たことがなかった私ですが、こんなにTOEICと似てるんだなと驚きでした
まず解読問題ですがこんなこんな問題が出てました

これ所謂TOEICによく出るE-mail問題です
しかも、仕事探してる人が求人をみて会社に応募したみたいな…
そして文法穴埋め問題はこんな感じで内容とか非常にTOEICににてるなって思うんですよ

ただ、英検らしく適切な単語を選ぶという問題の特性が強く出てるかもしれないですがTOEICレベルの難易度なんだなって…
特徴としては長文問題で出てくるビジネス関連の問題(E-mailのやりとり、契約書など)が多い気がします
語彙問題をみてみるとわかる通りTOEICでも出てきそうな英単語が結構出題されているわけです
英検を受験したことがない人もいるとは思うんですが、仮にTOEICで500~600点くらいの人がいたとします
TOEIC500から600くらいの人なら英検2級も十分合格できるレベルはずだし、問題の傾向も似ているのでそんなに対策しなくても余裕で対応できるはずです
リスニングもシチュエーションや内容も似ている
英検2級で出題されたリスニング問題をTOEICと比較しても内容自体は非常に共通したダイアログが沢山出されている感じがしました

こういうリスニングのダイアログ見ても非常に似てるんですよね
飛行機の中での会話とかお店での店員さんとの会話とかね
TOEICでも空港や駅での会話、職場や日常生活での会話がリスニングでも定番として出題されているのでTOEICに慣れている人なら余裕で解答できるはずです
寧ろリスニングに関して言えば問題数や長さはTOEICの方が長いのでTOEICの方が難しいかもしれませんね
TOEIC初心者の人でTOEIC問題に飽きてきたら英検2級にシフトするのも効果があるかも
英語学習の初心者の人とかで今TOEICスコアアップを狙うべく問題集ばっかり解きまくっていて少し疲れたという人は英検2級の勉強を少しやってみると気分転換になるかもしれません
特にTOEICで500くらいは取れている人で英検を受けたことのない人なら尚更です
しかも、TOEICの問題レベルと同等レベルということは問題にも共通性があります
TOEICと同時並行で学習するとTOEICに加えて英検の資格も取れるので良いアイディアかもね
TOEIC以外に目を向けると案外新しい発見があるかもしれませんし絶対に無駄にはならないでしょう
相乗効果で新しい知識を習得して忘れたころにTOEICを受験したら思わずTOEICスコアが爆上げできているかもしれません
【注意】TOEICと英検の決定的な違い
問題を比較して感じたのはTOEICの問題と英検2級の問題は似ているのは勿論なんですが大きな違いもあります
相違点は何か?
それはTOEICは英検とは違い情報処理能力を求めていることだと思います
例えばダブルパッセージやトリプルパッセージの長文問題やリスニングにおける3人~4人の話者の会話などが典型例です
これらは単に英語を聞きとるだけではなく必要かつ重要な情報を頭で整理整頓して設問に答えていかなくてはならないわけです
しかもTOEICはメモ禁止なんで全て脳内で情報を整理しないといけません
英検にはどちらかというと文章量も少ないですし情報処理能力というスキルを求めていないことも特徴でありTOEICとの大きな違いです
英文の内容だけを見てみると確かに英検2級とTOEICは内容が同レベルだと思いますが、TOEICは英語能力以外の処理能力も評価されるんでその分試験としては別の意味で英検2級より難しいのかもしれません
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