注目キーワード
ご訪問ありがとうございます。英語学習情報(トイック、英検を含む)、海外情報などいろんな情報を発信中です!特に管理人が苦労した英検1級の面接試験に関する情報も詳しく記事にしています。

「英検は無意味だからTOEICを取れ」という考えは実は間違いです

TOEIC VS 英検

英語資格の王道と言えばTOEICです

特に日本では大学生や社会人も犬も歩けば棒に当たると言われるくらいTOEIC信仰が強いです

TOEICは非常に便利な試験で且つ手軽に受験できることや、試験内容も勉強という面では取っ付きやすい試験であることから忙しい人でも学習しやすい点は評価してよいところだと思います

でもやはり、TOEICという試験は試験の内容以上に名前が独り歩きしすぎている気もします

ブランド力のようなものでしょうね

今日は英語力を高める試験として英検とTOEICのどちらが優れているのかを考えてみようと思います

果たして英検は無意味でTOEICを取れという考えは本当なのでしょうか

TOEIC試験はハマりやすい試験だから人気がありTOEICを取ることが普遍化する

英語を勉強している人間にとってTOEICは学習しやすい試験だという話は既にしました

理由としてはTOEICはほぼ毎月のように受験できるし、値段も手頃

そして試験の形式もリーディングとリスニングの計200問で英語力を測るものです

しかも、全問マークシートの試験

なので、英語資格としては初心者でも学習しやすい試験ですし各個人がスコア目標を決めて受験するのでモチベーションを維持しやすい点もTOEICの特徴です

モチベーションを維持しやすいと言いましたが、英検と違い合格・不合格を決める試験ではないので不合格という烙印を押されることがないので心理的にダメージが少ないのも手軽に受けれる試験としてメリットがあると思います

実は私も以前はかなりTOEICにはまり込んでいました

特に大学の時は毎月のように狂ったように受けていましたし、大学を卒業してからも頻度は落ちましたが定期的に受験していました

なぜそんなにハマったのかというとTOEICは問題を解いて慣れていくだけでもスコアはグングン上がる試験であり、私も毎回受験していて自分のスコアが少しずつ上がっていくのをみて気分が良くなるというか、達成感で満たされて自己満足に浸れることに気を良くしていたんだと思います

今思えば非常に恥ずかしい話ですw

なのでトイックの人気の根底は、やはりスコアという数字を追求するようなゲーム感覚的な要素がハマる原因なのかと思います

なんせトイッカーという言葉があるくらいですからw

【英検がTOEICより余り人気がない理由】手間がかかる英検は無意味な試験として嫌がられるw

まず、英検試験はTOEICとは大きく違います

リスニング、リーディング、英作文、スピーキングとしっかり4技能を試される試験です

英作文試験はその名の通りエッセーを書かされたりしますし、スピーキングも面接官相手に英語を話さなければなりません

なのでTOEICより2技能分勉強の範囲が広くなりますし、英検準1級以上になるとそれなりにバランスよく勉強しないと合格できません

特に英検1級になるとかなり長い期間学試験だとないといけないですし根気がいる試験です

なので、TOEICのような手軽さに欠ける試験だと思います

正直、英作文なんて実際に書いて練習しないといけないんで電車の中で学習しにくいですし、スピーキングも英会話スクールに通うなどしてやらないと良い結果に結びつきません

そんな感じで英語のに知識に加えてアウトプットが求められる部分は英検の難しさだし、少し手間がかかるという点が英検に抵抗を持つ人が多い理由ではないのでしょうか

もう一つ加えるのなら合否が出るので不合格だとショックが大きくモチベーションが維持できない人も多いのかとw

私は英検1級を落ちまくっていた経験があるので不合格の3文字にはもう慣れっこですがねw

【TOEIC vs 英検】結局どちらが英語力を測るのに優れているの?

英語力の定義にもいろんなジャンルがあると思うんですが、私的にTOEICと英検を比較した時どちらの試験が本質的な英語力に直結しているのかというとやっぱ英検だと思います

理由は簡単で英検は4技能試験だからです

英検の級にも色々ありますが、私が言っている級に関しては英検準1級以上のレベルが前提となる話です

準1級以上あればある程度英語の読み書き、話す聞くといった基本的な能力も身に付いていると思うし実際の実務においても英語でもメール返信をしたり、英語で何かしらの自己主張など意見を述べることができる人が殆どだと思います

逆にTOEICで800以上のスコアの人でTOEIC試験の経験しかない人はやっぱり実務において英語のアウトプットの場面で少し弱いものを感じてしまいます

それは受験者が悪いというのではなく試験の特徴が全問マークシートでリスニングとリーディングのみで構成されている試験であり、英語のアウトプットの要素が加味されていないってだけなんで…

TOEIC S&Wというのもありますけど、そこまで受けている人もまだ多くないですし、認知度もそこまでパッとしないことを考えればどうしてもTOEICといえばTOEIC L&Rだけで評価されるのが一般的な考えになるのでしょうかね…

なので純粋な英語力を測るという意味ではやっぱり英検の方がTOEICより英語試験としては優れていると思います

英語を真剣に勉強している人なら英検の価値を十分理解してくれる

英検の方が確かに純粋な英語力を測る試験としては優れていると書いてきましたが、実際に就職・転職などで人事部が評価しているのは英検よりTOEICである傾向があります

残念ながら日本の会社は偏りがあるというか一辺倒な対応の会社が殆どなんで英検持ってますと言っても、逆にTOEICのスコアは何点ですかとしつこく聞いてくる会社が多いですw

英検よりTOEICの点数を重視している部分で残念ながら、全く英語学習に関して理解していない人が人事部には多いんでしょうね

単に本質を見れていない人が多いってだけなんでしょうけど残念です…

確かに就職においてはTOEICの方が価値があり評価されるのは事実です

しかし、もし真面目に英語の勉強をしたことがある人や現に英語の勉強をしている人なら英検準1級や英検1級の価値や英語レベルを客観的に理解している人が殆どです

そういう人に就職活動や職場、或いは日常生活で知り合いになった場合にはしっかり、その価値や貴方の英語学習における努力を認めてもらえるはずです

【間違った考えを正そう】英検は無意味ではなく、TOEICで基礎的な英語力を磨いた後の次のステップとして有効

日本ではTOEIC神話が蔓延っています

勿論、私もTOEICの試験は好きですし嫌いではありません

TOEICの勉強を深くやり込んだからこそ、英語のベーシックとなる土台を築けたと思ってます

そして、これからもTOEICを受験し続けていこうとは思っています

ただ、実際にTOEICにこだわるということはスコアにこだわるという学習に偏ってしまいがちなので注意が必要かもしれません

よくあることですがTOEIC800以上ある人やTOEIC900以上ある人が会社に入社してきても読んだりするのはできても、英語を話すのが苦手で出来ないという人は普通に沢山います

なのでTOEICで基礎固めをしたうえで英検とかそれ以外の4技能ある英語の資格試験の勉強をしてみるとバランスの良い英語力が身に付くはずですのでオススメです

なので「英検は無意味だからTOEICを取れ」という考えは実は間違いです

最後にもう一つ英検のメリットを伝えておくと、英検は一応日本では公的資格になりますし生涯有効の資格です

逆にTOEICは完全民間資格です

ちなみにTOEICも有効期限はなく一度スコアを取得するとスコアは一生有効です

2年間しか有効ではないと誤解している人が多いですが、それはデマで2年間というのはTOEICのCertificateの再発行が2年を超えるとできなくなるだけという話なのでその部分を豆知識として補足しておきますw

TOEIC公式サイト参考

https://faq.iibc-global.org/faq/show/1010?category_id=440&site_domain=default

皆さんもスコアを取ることが最終目標にならないように英語の勉強を頑張りましょう!

ENGLISH INFO Café https://worldjapantraveller.international/



最新情報をチェックしよう!
>
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。