
英検1級の2次試験で苦労する人は案外多いです
特に初めて面接試験に挑む人はどんな感じで挑めばいいのか不安で仕方ないはず
初受験の人はまず英検1級の面接対策用の参考書なんかを購入して学習を始めるんですがそこでまず気になるのはスピーチについてです
2次試験でのスピーチは幅広い時事問題や社会問題に関して2分で英語でスピーチするという内容
面接対策の参考書を見てみるとかなり立派なことが書いてあることに驚きます
本番試験では瞬間的にスピーチの構成を考えて意見・主張を述べて理由・根拠をいくつか述べないといけないわけで果たして初めて見るトピックに対して対策本に書いてあるモデルスピーチの模範解答のようなことが言えるのか恐怖心が芽生えるはず
けど実際の本番ではそこまで心配する必要はありません
シンプルイズベストで自分の言葉で自分の頭に浮かんだ主張と理由根拠を述べればいい
難しく考えて理由や根拠を何個も考える必要はないということです
スピーチで主張する自分の考えである根拠は2つか3つ述べないといけないのか?
英検1級の面接でフリートーク後にまずさせられるのがスピーチです
与えられたトピックを自分で選択してスピーチをします
これがまず最初の難所で考えたこともない不慣れなトピックしかなかった場合非常に困りますよね
でもやらなくてはならない
それが試験です
で…ここでなんとか話せそうなトピックを選んでスピーチを話すとしてどのように話すかというと
教科書通りに以下のように話すのが基本です
賛成か反対か?
根拠・理由1
根拠・理由2
結論:根拠・理由1及び2の理由から私は反対or 賛成です
みたいな感じ
これが基本的にどの面接対策本にもかいてあるスピーチの基本構成ですよ
私もこの上記の基本構成をベースにいつもスピーチを考えていました
ただ、あくまで根拠・理由が2つ含まれてはいけないというのは単なる理想のモデルであって別に根拠や理由を2つ述べなくても不合格にはならないんです
もし、根拠・理由が1つしか思いつかなくてもその1つの理由や根拠を深く説明して2分間話せたらそれはそれで全然OKなのです
スピーチのトピックが不慣れで2つ根拠・理由が思いつかなければ最悪1つだけでOK
英検1級の面接対策テキストを読んでいるとガチガチの形式的に基づいた素晴らしいスピーチが書いてあります
それらをみると絶対に自分の主張する意見に対する根拠・理由は2つか3つ書いてありますよね
だから初めて英検1級の面接を受験する人たちは誤解してしまい、これは絶対理由は最低2つ考える必要があるんだと思い込んでしまう
日本人は形式的な枠にハマった思考回路の人が多いんでお手本が示されたらそうじゃないとだめなんだと思ってしまう傾向があるんでしょう…
でも、実際2次試験とは言え面接試験は人対人によって作られるもの
なので英検のテキストに書いてあるやり方が全て正しくて、その通りにマニュアル通りにすれば合格するというものではないはずです
なので仮に理由や根拠が1つしか思いつかなくてもその1つの根拠を深く説明したりしても不合格にはなりません
以下のようなスピーチ構成でもOKなのです
賛成か反対か?
根拠・理由1
結論:根拠・理由1及び2の理由から私は反対or 賛成です
あー
ダメだ~
スピーチのトピックを見て理由が1つしか思いつかない~
やばい~
ってなったら根拠・理由は1つだけで勝負することをお勧めします
どうせ無理に考えても思いつかないケースが殆どなので1つの根拠や理由を細かく説明できるようにしてアドリブで2分間引っ張った方がまだ合格の道が開けるはずです
面接試験やるだけやったらあとは運
英検1級の面接に関しては実力もそうですが単に英語を話せれば合格という話ではない試験です
実際に免除申請を使い切ってしまい再度1次試験からやり直す人もいるように面接って人が関わる試験なんで正直曖昧な要素が英検の試験でも勿論あります
それは仕方ないことなんで、とにかくやるだけやるという感じで全力投球する姿勢が大事なのかと思います
以下の記事で書いた通りで面接官の相性も少なからずあるはずですから
最後にスピーチの理由・根拠が1つしか言えなくて合格した人も実際たくさんいます
それは英検1級の面接対策されている先生が話されていたので確かです
まあなんにしてもマニュアルみたいな形式的なルールに縛られ過ぎるのではなく柔軟に対応することも大切なことなんでしょうね
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