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【疑問解決】英検1級面接Q&A Part 1【2次試験】

英検1級面接の疑問

英検1級の面接前の不安は半端ないですよね

英検1級の面接を初めて受けたとき自分自身非常に不安であった

実際1次試験に合格してから面接までの時間もあまりないので勉強時間も十分ではなかったし、いったいどんな感じで学習すればいいのかとか、本番ではどんな質問やトピックが出題されるのかが不安でした

でもいざ面接試験を受けてみるといろんな疑問が生じました

そうした疑問というのは英検1級の2次面接を受験したことがある人に沸いてくるものだと思いますので参考になればと思いこの記事を書きます

無論、あくまで私の主観的なことも多くあるかもしれない

そんなことはないとか別の意見や考え方もあるのは確かです

なので別に私の書くことがすべて正しいということはないと思うので、その前提で流していただければ大丈夫です

こういう意見や感じ方もありますよということで笑

自分も人間なんである程度主観や偏った考えを持ってると思いますから……

Q&Aその1:面接のスピーチトピックは定型化されているのか?

面接のトピックについてですが、英検1級の面接試験では質疑応答の前にあるトピックを選択させられてスピーチをしなくてはなりません

トピックというのはスピーチで話す内容のことです

このトピックが定型化されているか?

つまり対策問題集に書いてあるような決まりきった内容だけが定型的に出題されているのかという疑問についてです

よく受験生が使用する英検1級の面接対策本

具体的には英検1級面接大特訓や旺文社の対策本がメインになると思うのですが、確かにそれらの問題集が情報量は非常に多く掲載されているんで面接の流れやイメージを掴むのには非常に有益な本だと思います

そして、ここで勘違いしている受験生の典型例を挙げてみます

彼らはよくこう言います

とりあえず大特訓を丸暗記したら大丈夫だよねと…

要は上記の本だけ読んでいればスピーチのトピックは十分だということを言ってる人が多いわけです

人間は楽な方へ楽な方へ物事を考える生き物です

特に英検の1次の筆記試験に合格してから2次試験の面接まで余り時間がないということもあるので、みんな面接に短期間で合格するための何かしらの根拠や方法が欲しいんだと思います

それは私もそうでしたからね

その簡単に楽に学習して合格したいと皆思うはず

英検1級大特訓の参考書を1冊読んで覚えたら合格できるというのが本当なら非常に楽なんで、それを合格の根拠とするなら安心しますからね

だからネット情報を含めてみんな2次試験は大特訓通して読んどけば大丈夫だよというような情報が蔓延してるんだと思います

私的にそういう情報に関しては疑問に思っていて懐疑的です

私は英検1級の面接には3回受験していますが英検1級大特訓で記載されているスピーチ・トピックの内容と同じものに本番の試験で遭遇したことはありません

なので2次の面接試験で出題されるスピーチのトピックは参考書に出てくるような定型的なものや同じものがテンプレのごとく使い回しされているようには無いと考えます

それが私なりの答えです

ただ、英検1級大特訓の本に書いてあることは時事問題の背景知識を学習する上で非常に重要です

2次試験の合格を目指すなら本に書かれてる内容はある程度頭に入れていて損はないです

あくまで参考書の内容を基礎としてあらゆるスピーチ・トピックや質疑応答に対応できるような実力を身に付けておくべきです

Q&Aその2:2次面接は誰でも合格するのか?

実は私も初めて英検1級の面接試験を受けたとき2次試験なんて詰まらず話しとけば誰でも受かるだろと軽く考えていました

実際に仕事でも英語を使用していましたし、海外生活も長かったんで普通に英語でコミュニケーションをとることには抵抗はありませんし自信がないということはありませんでしたね

インターネットの某掲示板をみても2次試験はとりあえず話続けとけばいい、詰まらずなんか話しとけば基本誰でも合格するなど意見がよく見受けられます

この噂についてですが、大嘘でありデマです

インターネットによくある無責任な発言に過ぎません

彼らがいう根拠はこういうことです

英検の2次試験なんて合格率は50%くらいだし2人に1人合格する

だから簡単だし、落ちる人間は稀なんだと

これも自分らの主張を都合よく展開するためにインターネット上でのディベートテクニックですね笑

これも本当に無責任な発言ですよ

よく考えたらわかりますが、英検は2次試験の合格率といった細かな詳細データは公表していません

2次試験の合格率が50%というのは結構昔のデータのはずですし、リニューアル後は面接の合格率なんて公開されてはいないもののおそらく近い数字だとは思います

ただ、この50%という数字は1次試験の免除申請組を含めた数字なのです

免除申請とは英検1級の1次の筆記試験を合格したら1年以内の受験に限り面接試験を筆記試験免除で受験できる制度です

この免除申請で面接試験を挑んでる人の中には2回目や4回目の人も含まれていますし、英検1級の面接試験の合格率50%という数字には面接試験を免除申請で複数回受験していて数回の受験でやっと合格した人も含まれているということです

つまり、1発で英検1級の2次試験に合格しましたという人の合格率は間違いなく50%ではなく、もっと低いはずです

残念ながら英検は1発で面接試験を受験して合格した人の合格率が公表していませんから実際何パーセントの合格率かは正直わかりません

ただ、常識的に考えて免除申請組を含めた合格率が50%ということは1発合格者の合格率はもっと低いはずだというのは誰でも安易に想像できるはず

いろんな人に話を聞くと英検1級の2次試験に2回目、3回目若しくは4回目でやっと合格したという人はたくさんいます

又、最悪1年以内の免除申請チケットを使い切ってしまって、再度1次試験から受け直さないといけなくなったという人や残念ながら諦めてしまったという人も案外いますから….

結論ですが2次試験は誰でも合格するという噂はデマですので騙されないようにしましょう

特に2次試験は誰でも受かるから勉強しなくていいと言ってる輩の情報はスルーしましょう!

Q&Aその3:発音がネイティブ並みでないと合格できない?

よく英検1級は帰国子女やネイティブ並みの発音で話すハーフみたいな人でないと合格できないという話を耳にします

そうした噂も単に誰かがステレオタイプで作り上げたデマ情報です

日本人は固定概念などが強く考え方に偏りがある人が多いせいか、こういう大多数が言う意見に自分で考えることなく影響されてしまう傾向があるので英検1級はネイティブ並みじゃないと無理だとか誤った情報を信じてしまう人が多いんだと思います

確かに英検1級は日本国内の英語の資格試験の中では最高峰資格といわれていて難しい試験ではありますが日本で生まれ育って、英語を勉強してきて合格してる受験者の方が一般的なはずです

もちろん中には海外育ちの帰国子女みたいな人や親がアメリカ人のハーフで英語を話す家庭で子供のころから英語の英才教育みたいなものを受けてきた人もいるとは思いますがそんなのは少数の人達なんであんまり気にする必要はありません

ちなみに帰国子女のネイティブ並みの発音の人が受験して不合格になった人もいますからね

確かテレビでお馴染みのタレントのデーブ・スペクターさんも英検1級の面接に1度不合格になっていて2回目で合格したという逸話があるくらいですから発音以外の要素も重要になる試験なのです

そろそろまとめますと、英検1級の面接に合格するには別にネイティブ並みの発音でなくてもよいということです

ただ、Pronunciationという採点項目がありますので余りにも酷い発音はダメです

あくまで標準的な合格レベルの発音は事前に習得しておく必要があります

ここでいう標準的な合格レベルの発音というのはハードルが決して高いものではないと思います

・聞き取りやすいスピードや声でクリアにハッキリ、落ち着いて話すこと

・日本人が苦手なL、Rとかの単語を発音するときは舌の動きに注意する

上記のような基本的なことを意識して話すことで十分合格レベルに持っていくことは可能です

もし、本当に発音がダメ、どうしても和製英語になってしまうという人は試験前に発音矯正のスクールなどをお勧めします

実は私も発音矯正に通ったことがありますが非常に効果がありました

下記のリンクは発音矯正で有名な学校のリンクなので気になる人は試験前に通ってみるとよいと思います

・発音矯正におススメのスクール ハミングバード

Q&Aその4:英検1級面接の評価採点方法は?

初めて受験したとき私もどんな感じで面接試験の試験官に採点されるのか非常に気になっていました

英検1級の面接試験は他の級と違いネイティブの面接官が試験に関与します

面接官の構成はネイティブの外国人面接官、日本人の面接官の2名構成です

この2人が受験者を評価していきます

日本人の面接官は年配のいかにも英語関係の経験豊富な専門家みたいな人が多い気がします

外国人の試験官も普段はESL等の英語教育関係の仕事をしていて指導経験が豊富そうな人が座っていることが多い気がします

さて、英検の面接での具体的な採点方法です

試験委員をやったことがある人から聞いた話によると、ご存じの通り英検1級の面接はスピーチ、インタラクション、文法、発音など4項目から採点評価されます

各10点満点で合計40点満点になります

どうやってネイティブの試験官と日本人の面接官が採点しているのかというと、各項目の点数を5+5で分け合って採点しているようです

つまりスピーチの項目ならネイティブの試験官の持ち分が5点、日本人の試験官の持ち分が5点という具合で合計10点ですね

なのでネイティブの試験官がスピーチの項目で3点と評価して、日本人の試験官が2点と評価したら計5点、5/10点を獲得したことになります

そんな感じで評価されてるみたいです

なるほどねという話ですよね

2人の面接官が各項目を平等に細分化して採点しているということなので、決してどちらか1人の面接官が単独で採点・評価しているわけではないということです

まとめ

いかがでしたでしょうか?

2次試験初めて受験する人はやっぱ不安だし、1次試験より参考書も少ないことや情報も少ないのも事実です。

今回その1~その4までの疑問をQ&A方式で長々と初めて書いてみましたが、次回はも引き続き4以降の疑問を書いていこうと思います

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