
英検の面接前におススメな対策
英検1級の2次試験(面接試験)が受ける直前にやると案外効果が出る学習方法を一つ紹介しておこうと思います
過去に面接試験に関しては色々書いてきましたが今日は話すということをメインにした内容です
英検1級の1次試験に合格して2次試験を受験する時いろんな不安がありますよね
実際受験直前は一体英語の発音がどれくらい綺麗じゃないといけないのとかスラスラ話せるかどうか不安で仕方なくありませんか?
そんな人に役立つ学習情報を書いていこうと思います
正確な発音や英語の音を理解していることも合格に繋がる
英検1級に必要な発音レベルについては過去に記事て書いたこともありますが英検1級に合格するのに必要な英語の発音レベルは別にネイテェブ並みの発音でなくても大丈夫です
まあ確かに帰国子女とかで幼少期からアメリカに住んでましたとかイギリスに住んでましたとかいうネイテェブみたいな発音で英語が話せる人なら不利になならないし有利であることには間違いないんですがそういう人は全体の受験者の内ほんの一部の人です
安心してくださいw
英検1級を受験してる大多数の合格者は日本で生まれ育ち日本で学習した純ジャパの学習者が殆どです
なので別に発音に関しては貴方らしく英語を話せばいいというのが僕の考えです
ただこれは英語の発音や英語の音の出し方なんて気にしなくていいといってるわけではなく、極力正しく正確な発音で英語の音を出すということは英検1級の面接試験ではある程度は重要です
何故”正確な発音や音”という言葉を使ったのかというと英検1級の面接試験では面接の会話が録音されていて、AIを用いて各採点項目が評価されてしまうからです
AIという機械を使えば正しい音を出して、正確な発音で英語を話しているかを簡単に評価されていしまうので誤魔化そうにも誤魔化しにくいですよね
発音以外にも文法とかもAIなら簡単にミスがばれてしまいます
なので今ちょうど英検1級の面接試験に向けて勉強している人は自分の発音や音についても少し意識してみるべきです
【実体験】シャドーイングの学習が英検1級の面接対策として効果がありました
私は英検1級の面接試験を過去に3回受験しています
1次試験はそれ以上受験していますが、面接試験も結構苦労した方です
結局、面接は3回目で合格しましたが不合格だった1回目、2回目の受験の時に全くやってなかった学習がシャドーイングでした
実際、僕が1回目、2回目と失敗した時にやってた勉強法は主に面接対策の参考書に載っているモデルスピーチなどを丸々暗記したり、過去問のスピーチ・トピックなどをベースにモデルスピーチをとにかく沢山英作してノートにまとめてストックするのがメインでしたね
そんなわけで圧倒的に実際にシャドーイングを含めた喋るというアウトプットする学習の割合がかなり少なかった気がします
特にシャドーイングなんでスルーしてたんで全くやってませんでしたから
なので3回目のとき面接対策の付属のCDなどをしっかり活用しましたね(結果合格)
具体的には各ページをシャドーイングしてしっかり音を耳で聞いて口でアウトプットする学習時間を毎日30分程時間を作って勉強しました。
これをすることで英語の音のイントネーションの強調部分や低い部分を自然に理解することができます
又英語をスムーズに話すための練習にもなります
そういう意味でシャドーイングは英語の音の出し方というか、正確に発音して正しい英語の音を出すトレーニングとしては非常に有効だし、英語舌を作るために効果があります
AIで発音などが評価される英検の面接ではやっておいて損はないトレーニングです
そもそもどの英検1級の面接対策の参考書を買ったとしても書かれてる内容の全ての項目は付属のCDの中に含まれています
これが意味することがどういうことか?
それは読んで覚えるだけではなく耳で英語を聴いてシャドーイングすることを忘れないでくださいねという意味でCDの音声データが付属してるわけです
英検1級の面接対策本でお馴染みの英検1級面接大特訓にも御覧の通りCDが付いています


こんな感じで何度も聴いたんでボロボロになっていますけどw

見ていただいたらわかりますが各ページの右上にCDの音声データの見出し番号もしっかり記載されているので、音をちゃんと聞いてくださいねと暗示しているわけですね
なので皆さんも参考書のモデルスピーチの読み込みが終わったらシャドーイングで正確な音を理解して口に出す練習を是非してください
本番の試験でもやるかやらないかで違いを実感できるはず
あと音を聞いたら余白に自分が聞こえた音をカタカナでも発音記号でもいいんでメモしておくと便利です
※できればそのメモした内容で英語を話してネイテェブに聞いてもらうと自分の発音がネィティブの人の発音とどれだけ違うのかを理解することができ勉強になります
【よくある誤解】シャドーイングとディクテーションの違い
シャドーイングについて書きましたが、よくある誤解でシャドーイングをディクテーションを混同している人がいます
シャドーイングとディクテーションは別物ですので軽く説明しておきます
流れてくる音声の後にくっ付いて発音して声に出していくわけですから結構大変かもしれません。ただ何度も反復学習することで発音や話す力を養うことができ効果を実感できるはずです。
違いを分かっていただけたと思いますが面接対策としてはシャドーリングが適しています
逆にディクテーションはリスニング対策なんで英検でいえば1次試験対策に適しているのではないでしょうか
シャドーイングとディクテーションは全くの別物だと思っておいてください
【ポイント】シャドーイングするのは学習の終盤が良いかも
私も英検1級の面接に挑むときに大特訓を使用しました
そこで効果的にシャドーイングの学習をするタイミングはある程度本に書かれている内容が頭に入ってからの方が良い気がしました
私自身、1回目、2回目の受験経験から大特訓はある程度頭に入っていたこともあり、シャドーリングの学習に入り込み易かった気がします
なのでシャドーイングをやるならまず最初から最後まで大特訓を読んで書かれている内容を頭に入れてから行うと効果的だと思います
※ipodやiPhoneにCD音声をMP3で落としておくと電車の中でも正確な音の読み込みに役立ちます
ただ電車の中ではくれぐれも口に出してシャドーイングなんてしないでください笑
それをやっちゃうとただのおかしい人と思われてしまいます
シャドーイング学習は家でやりましょう笑
2 付属CD音声を聞いてシャドーイングする
3 不安な単語は本の余白に自分が聞きとった通りの音を発音記号でもカタカナ英語でもいいんでメモる
4 繰り返し複数回シャドーイングを続ける
※このとき自信がない単語など自分が3でメモした音をCDの音と比較しよう
総まとめとしてシャドーイングを取り入れよう
日本人にとって発音はやはり苦手意識が強い人が多いです
特に私たちが使い慣れている日本語はイントネーションが平坦であまり音に変化がない言語
一方、英語は音の変化に大きな強弱があり音の変化が激しい言語です
この音の変化は日本人が苦労するところだと思います
だからこそシャドーイングの学習がカギとなるはずです
しっかり耳で音を聞いてそれをさっと口出す作業を何度かやっていると自然と英語の音の強弱も頭に染みついてきます
センテンスとして話しているうちに”確かこの部分の音は少し強めだったなあ”とか”低かったなあ”とかそんな感覚が身に付きます
この感覚が英語をしゃべるときに非常に大事です
AIなど新しい技術が英検の面接試験で取り入れられている以上やれることをやってから試験に挑むと良い結果に繋がるはず
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました
ではまた!
ENGLISH INFO Café https://worldjapantraveller.international/