
英検1級の長文が読みにくく難しい原因とは?
英検1級の長文問題が全然読めずに難しいと感じる人は多い
準1級なら読めるのに1級になると全然読めなくていつも失点して不合格になる人には共通する原因があります
長文解読問題で壁にぶち当たっていてスランプ気味の人に読めない原因を克服する方法をまとめてみます
・長文問題で中々点数が伸び悩んでいる人
・長文そのものに難しさを感じている人
このような人には勉強方法に変化を加える上で参考にしてもらえればなと思います
英検1級の長文問題の中身と難易度
英検1級の長文問題は解読問題自体は3題出題されます
それらの中身は幅広いジャンルのものが出題され社会、文化、政治、歴史、科学、経済など様々です
形式としては論文や評論文が多く、難しい単語や表現も使われていて読みにくい物も多くあります
また、読んだ後に設問に答えないといけないのですが設問の選択肢も引っ掛けのような表現が散りばめられていたりします
設問の選択肢にも難しい単語が使われてたりもするので選択肢が分からないという人もいるくらいです
総合するといろんな引っ掛け要素が含んでいるので1級の長文は当たり前ですが準1級の長文解読問題より読みにくいし難易度は高いです
正確に長い英文を短い時間内で理解しないといけないので正確な理解も大変重要です
読めない原因は語彙力かも?
まず英検1級の最初の大問1では語彙問題が出題されています
語彙問題は有名で非常に難しい難易度の英単語が出題されます
一方、長文解読問題では全ての文に英検1級レベルの英単語が用いられるかというとそうではありませんが英検1級レベルの英単語や表現が散りばめられているイメージです
なので英語に慣れている人なら仮に単語がわからなくても文脈の前後の流れで単語の意味を推測して解くことも可能です
しかし、推測で解く以上間違って解釈してしまうこともありこういう解読方法は不安要素も多い
英検1級の試験ではやっぱり英単語をよりたくさん知っている人の方が圧倒的に読みやすくなるし有利になります
現在進行形で英検1級の長文問題で苦戦している人はまず語彙力を強化することをおススメします
語彙力の強化こそ長文解読を楽にする秘訣ですし長文解読問題を得点源にする秘訣です
実は私はガチガチの文系なんで英検1級の解読問題では自然科学系の長文解読問題に読みにくさを感じました
文系の人ならわかると思いますが自然科学のジャンルで出題されると背景知識も不足しているんでわからない英単語も多かったりします
私みたいに明らかに自然科学系のジャンルに分かりにくさを感じている人はサイエンス系ジャンルに照準を合わせて語彙力を強化することも長文解読問題を克服する上でのコツかもしれません
英検1級のパス単だけに頼るのではなく苦手なジャンル別の英単語の本を読んでみるのもいいと思います
長文解読問題が読めないのはロジカルに内容をトレースしていないから?
英検1級の長文解読問題は社会における幅広いジャンルから出題されます
しかも内容は論文を抜粋したような評論文とかだったりするので単に小説を読む感覚でそのまま流し読みするのではなく、しっかり話の流れをトレースしないといけません
特に自然科学のジャンルの長文問題の場合著者が理論展開している時はA→B→Cというように主張の流れを掴んでロジカルに内容を理解しないと読み進めていくうちにわけがわからなくなります
特に著者の主張するクレームはなんなのか?
著者の主張する理屈の根拠に着目して読み進めていくのが大事です
英文の中でbut、however, neverthelessといった逆説的な言葉が使われている場合は特に重要で筆者が何かしらの異論を述べている可能性があるのでその周囲のテキストに着目するとよいでしょう(私はいつも形容詞や接続詞、逆説的な表現にはマーカーで線を引いてチェックしていました)
筆者の主張を読み解く上で非常に役に立ちます
ロジカルにトレースしながら問題を解くという練習は英検1級の長文問題の設問で聞かれる、筆者の主張はなんなのか?本文の内容と同じものを選択肢から選ぶ内容一致問題を解くときに効果を発揮します

英検1級の長文問題が読めずに得点源になってない人はロジカルに英文を読む練習をしてみるといいと思います
流し読みでは英検1級の長文問題に太刀打ちできません
各パラグラフの文が長くて読みにくいことも原因
1級の長文解読問題をみるとわかりますが各パラグラフの1センテンスが接続詞や比喩などが使われていて長かったりします
各文が長いことに対する対策は正直慣れるしかない
最初は読みにくさを感じますが問題を解いていくうちに慣れてくるはずです
もし長い文を読むのが苦手なら読みにくい部分だけSVOCのパーツごとに線を引いて区切るなどしてわかりやすく工夫するとよいでしょう
ただ限られた時間内で3つの長文を読まないといけないのであくまで分かりにくい部分限定でマーカーで印をつけるようにしましょう
全文でそんなことしてたら時間がいくらあっても足りませんから
まとめ:英字新聞や英語雑誌を読んで英語を日常生活に取り入れると背景知識や速読スキル向上に効果がある
・ロジカルに読んでいない
長文解読問題で読めない原因はやっぱり語彙力の欠如、ロジカルに英文を読んでいないことが長文解読が出来ていないことにつながっているはずです
語彙力の強化、ロジカルに英文をトレースするスキルを身に付けるとかなり長文が楽になります
そして、日頃から日々の生活でもアンテナを張って英字新聞やタイムズ紙やサイエンスマガジンなどを読んでおくと背景知識も付くし英語を読む速度を上げる練習にもなります
英語を学習者に良くあるパターンですが英語を勉強することだけに没頭するあまりに英語の背景知識の部分をすっとばしている人をよく見かけます
確かにそういう人は英語に関しては知識があるのかもしれませんが自分が得意とする分野の外にある英語が読めなかったりするわけです
外国語大学で英語などの専攻言語の勉強だけでなく政治、経済、文学、国際関係、地域研究など専門科目を履修させられるのは単に英語だけができる人材を育成しないためでもあります
背景知識を付ける目的というのはどんな分野の英語でも読めるようにするための強みになるということ
様々なジャンルから出題される英検1級の長文問題では苦手分野の長文も勿論出題されるわけで色んな分野の背景知識がある方がいいに決まっています
実際ベトナム戦争に関する長文問題が出題されたときにたまたまベトナム戦争の知識有ったので非常に解きやすかったのを覚えています
極論ですが医学分野の学者の先生が英検1級を受験して遺伝子組み換えについての長文に遭遇したなら下手をすれば本文を読まずに設問だけ読んで解答できてしまう可能性もあると思います←例外的な話
なにも各分野の専門家になれと言っているのではなく教養レベルで時事問題など頭に入れていると問題を解く上で効果を発揮するはずです
英作文の問題や2次試験の面接でも知識の引き出しがあればあるほどメリットになるのでオススメです
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