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【コツ】英検1級ライティング対策 合格に繋がる英作文の書き方と押さえるべきポイントとは?【攻略方法】

英検1級英作文のノウハウ!

        ・コツがわかれば得点アップ間違いなし!

本記事では最近何かと話題の英検1級の英作文のコツや学習方法を含めた受験前に知っておきたいポイントをご紹介していきます

”最近何かと話題”とかきましたが…

その意味は以下の記事参照

まあ良いか悪いかは別として最近英検1級の1次試験は合格しやすくなりました

更に噛み砕いて言うとライティングだけで高得点をゲットしてしまうとCSEスコア評価の欠陥により他のセクションで点を落としていてもしてしまうケースが増えているみたいです

つまりライティングは英検1級の1次試験に合格するために重要なセクションなので受験前にしっかりノウハウや対策すべき点を押さえておくことが非常に大事!

合格に繋げるために必要な英作文の書き方や押さえるべきポイントを取り入れること

これが英検1級合格へのキーワードです

今回の記事を通してこれから英検1級を受験しようという人や既に挑戦中の人の力になれれば嬉しく思います

ライティング試験の内容

英検1級のライティングとはどんなものなのかというと指定されたトピックに対してエッセーを書くスキルを測るためのセクションです

ライティング・セクションは英検1級の1次試験の大問4で出題されます

つまり、語彙問題、長文穴埋め問題、長文解読問題の大問1~3に続く最後のパートです。大問1~4までの試験時間が100分なので極力短い時間で大問1~3を解き終えて非常に短い時間で英作文を書き終わらなければなりません

私が英検1級を受験していた時は大問1~3までを最短60分~最長70分くらいで解いて大問4の英作文パートに30分は時間が取れるように時間配分を決めていました

とはいっても予想以上にリーディングに手間取って20分くらいでぎりぎりで書き終えたことも多々ありましたねw

でも私的に大問4のライティングの時間配分は30分くらいがちょうどいいと思います

ちなみに人によっては大問4の英作文を先に解いてから大問1~3を後回しにする人もいるみたいです…

具体的に試験の内容ですが大問4の英作文は字数の制限があります

文字数は問題冊子にも記載ありますがが”200~240ワード”程度

200~240ワードで指定のトピックについて論述しなくてはなりません

実際にこんな感じで出題されます

”英検過去問抜粋”

これを見てもらえばわかる通りパラグラフライティングの文章構成になっていないとダメであり自分の好きなような書き方で書いてはダメというのが特徴ですね

序論、本論、結論という流れで且つ本論では自分が主張することに対して3つの理由を記載して根拠付けをする必要があります

あくまで定められたルールに従って書く必要があるわけです

参考までに英検の過去問解答例を見てみましょう

実際にパラグラフライティングの書き方で本論で3つの理由も述べられています

配点と採点方法

英検1級の英作文の問題の採点方法とは配点についてです

まず大問4の英作文の合計点は32点満点です

この合計点である32点は4つの採点要領と視点で構成されています

この4つの採点要領は以下のような内容です

内容/8点満点指定されたトピックに関しての内容が書かれており一貫性があるか
構成/8点満点分かりやすい流れで記載されており、論理的であるか
語彙/8点満点英検1級及びトピックに相応しい適切な語彙が使用されている
文法/8点満点適切な文法及び文法表現ができているか
※AIも各項目の採点評価に加わることで整合性を加味しているみたいです

配点に関しては各8点で4つの評価内容で計32点満点になります

別に32点満点を目指す必要はありません

目標としては24点以上を目指せるように頑張れば安心だと思います

では各項目を見ていきましょう

”内容”について

内容については与えられたトピックに対して論述できているかという話です

例えばテレワークを推進すべきかというトピックだった場合、反対か賛成か(Agree or Disagree)を明確ににしたうえで自分の意見を述べなければなりません

ここで仮にテレワークについてのことなのに宇宙について書いたり、途中までテレワークに関するトピックに沿って書いてたのに話の内容が別の話題に逸脱してしまったりすると(熱中して書いてると案外良くある…)大きな失点に繋がります

なのであくまで求められるトピックの内容に従い英作文を作成する必要があります

”構成”について

構成の配点ですがこれが正しいフォーマットで書けているのかという話です

序説~本論~結論というながれでパラグラフ・ライティングが出来ているのかを評価されます

基本この部分は序説~本論~結論の流れで書ければそんなに心配することはないと思います

”語彙”について

英検1級に相応しい英語表現や語彙を活用できているかを評価されます

よく日本人が英語を書くとき同じ単語を何度も繰り返して文章を作成したり似たような表現で繰り返しループさせながら英作文を作成する傾向がありますがそれはNGです

英語においては同じ単語や表現を繰り返すのは余りよくないとされています

英検1級の試験ではバリエーションある英語表現且つ適切な語法で語彙を使用できているのかが重要な要素です

”文法”について

文法はそのままですね

適切に英語が作れているのかという話です

受動態や能動態、SVOなどの正しい構文で文が出来ているかを評価されます

実はここでよく難しい文法表現や構文を書いたら高得点を取れると思っている人が多いですがそんなことはありません

試験で良いところを見せようと思って難しい上級者英語構文を頭をひねって考えて書いたとしても結構ミスが出ちゃってることが多いです

それよりシンプルに自分が使い慣れたスタンダードな文法表現で書く方が案外評価が高かったりしますよ

【まずすべきこと】学習方法・その1【まずはデータとネタ集め】

英検1級の英作文の学習は実際に英語を紙に書いていかないといけないし時間が掛かります

なので入り込みにくいですがまずすべきことは英検1級の問題集を買い読むことです

特に初めて英検1級を受験する人はいきなり問題を見て、本番さながらで書き始めるのはハードルが高いかもしれません

なぜなら英検1級の英作文のテーマは社会の幅広い分野から構成されます

なので英作文を書くにしても背景知識が必要なので英検1級の英作文用の問題集を購入したらまず1冊を端から端まで読み読破しましょう

そして、1つ1つのトピックの英作文からデータを盗み取りましょう

データを盗み取るとはどういうこと?

そう思われた人が多いかもしれませんね

これは問題集に載ってる英作文からトピックとなる社会問題などの背景知識を頭に叩きいれる作業です

例えば環境問題に関する英作文で”日本は地球の温暖化対策を真剣に行うべきか?”等というトピックの英作文が書かれていたら、10年後地球の気温が何度上昇するとか海面が何m上昇するとかそんな感じの専門的な知識を学ぶことができます。

そういう細かな数値や知識をまず最初に頭に叩きこんでおくと、いざ本番の試験で変化球のトピックが来ても知識を応用させて文字を埋めることができますし英作文自体も非常に書きやすくなるわけです

なのでこれから英検1級の英作文を初めて勉強しようと思ってる方は初めから無理して英作文を自分の知識で必死に書こうとせず、まず英作文の問題集を最後まで読んでネタ集め&背景知識の収集から始めると英作文学習の導入としては効果があるはずです

□英作文学習のポイント1
★最初は無理して自分で英作文を書く必要はない!
★まずは英作文の問題集を全部読んで英作例から背景知識やネタをデータ収集!

参考までに私が英検1級の勉強していた時はジャパンタイムズの”英検1級英作文問題完全制覇”という参考書を対策していました

https://bookclub.japantimes.co.jp/book/b309521.html

この問題集がいいのは非常に幅広い時事問題の英作文を網羅していますし、分野ごとで英作文が書かれていたので使いやすかったです

厚みもありますがそれだけたくさんの英作例が掲載されていますので時事問題や社会のいろんなジャンルの知識を学ぶには適していると思います

【まずすべきこと】学習方法・その2【自分の言葉で書く!】

【まずすべきこと】学習方法・その1のプロセスを完了したら、頭の中に英作文で求められるテーマの基礎的な背景知識やデータなどが入っているはずです

なので問題集の英作例と同じ内容の趣旨の英作文を自分の言葉で書いてみるとよいです

慣れてないうちはまず英作文を書く直前に読んで内容をインプットする

そして、自分の言葉で同じ趣旨・内容の英作文を書いていきましょう

既に本に記載されている超立派な英作解答例を自分の言葉でシンプルに直して各トピックの英作文を書いてみることで学習方法・その1で学んだデータや背景知識を頭に定着させることもできます

又、自分の言葉で英作例を直すことで素早く英語で言いたいことをセンテンスで書くための実践的なトレーニングにも繋がるのです

英検1級の大問4の英作文問題は時間との勝負になります

実際の試験では日本語で頭に思い浮かんだ内容を瞬時に英語に変換しないといけないスキルが必要なので本に記載されている同じ内容を自分の言葉に変えて英作するトレーニングは非常に効果的だと思います

実際私も受験前に”英検1級英作文問題完全制覇”に載っている英作文の各トピックを同じ内容・趣旨で自分の言葉に直して英作文を書いて仕上げました

これをするかしないかで普段から英語を使い慣れていない人なら日本語から英語への変換時間を短縮できるスキルが身につくし英作文を書くのも早くなります

英検1級のライティングははっきり言って瞬間英作文の能力を試す試験でもあります

これは後に2次試験でも役立つスキルとしてリンクするはずです

□英作文学習のポイント2
★本の英作例のデータや背景知識を記憶して自分の言葉で同じ内容の英作文を書く

簡単に言えば要約英作文に近い部分がありますがこの作業を1冊丸々仕上げると知識やネタもそうですしパラグラフライティングの基本的な構成や流れも自然に学習できてしまいます

【まずすべきこと】学習方法・その3【パラグラフ・ライティングの構成を意識】

【まずすべきこと】学習方法・その2では問題集などの解答例を自分の言葉に直して書いてみるという学習を行いましたので既にパラグラフ・ライティングの文章構成は理解されていると思いますが英検1級の英作文では定められた書き方で英作を仕上げなくてはなりません

定められた構成で文を書いていないと大きな減点に繋がるので注意しないといけない!

具体的に英検1級のパラグラフ・ライティングの構成とはどんな構成なのかを復習を兼ねて説明しておきます

□英作文学習のポイント3:英検1級英作文の文章構成
1パラ: 序論(導入:Yes or NO/Agree or Disagree)
2パラ:    理由1 (1パラで主張した自分の主張に対する根拠1)
3パラ: 理由2 (1パラで主張した自分の主張に対する根拠2)
4パラ: 理由3 (1パラで主張した自分の主張に対する根拠3)
5パラ: 理由4 (結論:私は以上の理由から~だと思います※序論と同じ)

この書き方が英検1級の英作文ではマストです

英検の英作文問題集や過去問を解いて練習する時はしっかり定められたパラグラフ・ライティングの構成に従って書くようにしてください

【まずすべきこと】学習方法・その4【冒頭の言葉を定型化】

これはその4で紹介した定められた書き方に繋がることですが、各パラグラフの冒頭の言葉を定型化しておくと時間短縮になります

特に序論の導入のパラグラフを考えるのは結構難しいし、英語云々以上にその人の創造性が求められます

それが序論=オープニング・センテンスです

読み手に対して興味を惹きつけるカッコいい文は何かと長々考えていると英検の試験では時間的なロスが大きいなのでここはある程度使う文をテンプレ化しておくと便利です

例えば序論ではこんな感じで決めておくとよいでしょう

I strongly believe (there should be a mandatory retirement age) because of A, B and C

※()内は出題トピックをそのまま入れたらいい

※A B Cは自分が主張する理由なので理由を入れたらいいんです

because of (health risks), (the employment situation of younger workers) and (the fact that the elderly should spend more time with their family members)

てな感じで導入の冒頭の言葉はほぼテンプレート化して導入文を考えるのに時間を割く必要がなくなります

そして 

Firstly,~ 理由1

Secondly,~ 理由2

Finally ,~ 理由2

In conclusion, ~序論とほぼ同じ内容でOk)

こんな感じで定型化できるところは決め打ちでパターンを決めておくと時間短縮や書きやすさにも繋がりますよ

□□英作文学習のポイント4・文言の定型化
序論など自分の好きなパターンの書き方を定型化しておくと時間短縮になります

書く英文の定型化という話をしましたが序論などだけではなく自分にとって使いやすい英語表現を優先的に覚えていき実際に英作文を書くときに自分が使いやすい表現で自分の主張や理論を展開することもライティングを上手く書くコツです

英検1級の試験だからと言って調子に乗って難しい表現を使わなきゃいけないとか変な方向に意識が取られがちな人がいますが一番大事なことは自分の知識に刻まれている自分が使い慣れた英語表現を選択して書く方が間違いなくミスを抑えられるし失点を防ぐことができるはずです

又、自分が使いやすい英語表現はライティングの学習をしていくうちに自然と身についてきますのでご安心を!

【まずすべきこと】学習方法・その4【字数と時間制限を意識】

ある程度問題集の英作文の読み込みが終わって知識もついてきたら、時間制限を意識して200~240ワードで英作する訓練をする必要があります

字数に関しては英検の本番の試験で配布される英作文用の答案用紙に読みやすい字で行の8割5分以上埋めれば自動的に200字以上の要件は満たせるはずです

自分で勉強する時もA4サイズで各パラで5~6行くらい書けば200字以上は書けるはず

あと、時間制限に関しては現実的な時間配分で25分~35分くらいで全部書き上げるイメージでいいかと思います

時間に関しては人それぞれなんで”私はもっと早く書けるから20分でいいです”なーんでいう優秀な人もいると思うんでそれはそれでいいと思います

ちなみに私が英検1級を必死に受験していた時は極力大問1~3を早く終わらせて30分くらいは英作文に時間を割いていました

【まずすべきこと】学習方法・その5【文法・スペルミスは最小限に!】

採点の評価方法の話の中で少し触れましたが英検1級のライティング試験では2次試験同様AIが各採点項目を評価します

なので文法とかスペルの間違いは相手は機械なんであっという間にバレてしまう

なので最低限の正しい文法表現は学習しておくべきだと思います

英検1級を受験している人なので既に基本的な文法ルールなどは頭に入っているはずなのでわざわざ分厚い文法書を学習しろとはいいませんし、そんなのはやらなくていいです

英作文の問題集の解答例をじっくり見てここは現在形でここは能動態、受動態になってるなあとか、こういう表現があるのかとかそんな感じの学習で十分です

あとは書くときに時間に追われてしょうもない文法ミスやスペルミスをしないように気を付ければいいだけです

あと注意しないといけないのは最近パソコンで文字を書いたりすることが多いですよね

私も含めてそうですが現代人はパソコンに慣れ過ぎていてパソコンでなんでも処理しちゃうことが多い

パソコンなら英語もオートコレクト昨日で自動で修正や注意を促してくれるので便利なんですがいざ久々に手書きで英語を書けと言われたときにこのスペルなんだったかなっていう時が良くあります

なので英作文の学習はやっぱり手書きですることをおススメします

※参考までにエッセイなどパラグラフ・ライティングでは省略形の英語用法は表現としては適切ではないです

例えば” I can’tとかI wouldn’tとかI’d とかはライティングでは書いてはダメです

ちゃんと省略せずに”can not” や”would notと省略せずに書きましょう

恐らくこういう部分もAIからしたら文法的な減点対象になる可能性があります!

まとめ

いかがでしたでしょうか

当たり前だよと感じた人には申し訳ないのですがこれから英検1級の勉強をしようという人や最近1級の勉強を始めた人で英作文の学習に入り込めていない人の力になれたら光栄です

まだまた書ききれない1つの記事では書ききれない情報もあるんですが今後も学習方法やノウハウに関しては随時アップしていこうかと思っています

長々と読んでいただきありがとうございました

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