
恐らく英検1級の熟語問題は最新の時事問題など社会や政治に関する問題に繋がる問題が出題される傾向があるかもしれません
実際に2022年度第1回の英検1級の1次試験で出題された熟語問題も結構今現在のリアルタイムな話題に繋がる問題が幾つか出題されていました
社会に繋がるリアルな話題が問題として出されるなら、日頃から英字新聞を読んだりする習慣を付けておくと単語力を増強でき英検1級の試験対策に効果が出るはずです
私自身、合格するまで英字新聞の社説や海外新聞を毎日軽く目を通したりして学習していました
すると本番の試験で“コレ見たことある”という英熟語に遭遇したりして得点源に繋がったこともあります
別に海外新聞を全部読む必要はありません
自分の興味やトップのヘッドラインの記事を1記事だけ1日10分くらい読んでわかんない単語を調べてみるという程度でもOK
わざわざ高い参考書にお金を使わなくても学習ツールは案外自分の身近な場所に転がってるかもしれません
【2022年度第1回】の英検1級の1次試験で出題された問題をピックアップ
今回英検1級の1次試験で出題された問題
まるで今の日本社会に出てきそうなシチュエーションで問題が作られている典型です
恐らく英字新聞など読んでる人は似たような英語表現に見覚えがあるかもしれません
The governor is often accused of ( ) to the rich. He ha repeatedly cut taxes for high-income earners during his time in office.
- pandering 2.pervading 3. bemoaning 4. sauntering
知事は金持ちに迎合していると非難されることがよくあります。在職中、高所得者向けの減税を繰り返した
答えは1のpandering 迎合する 取り持つ
2pervading 広がる
3.bemoaning ~を嘆く、悲しむ (過去分詞)
4. sauntering (のんびり)散歩する (過去分詞)
Rather than ( ) students in a narrow set of beliefs, a good teacher should encourage students to think critically by exposing them to a variety of perspectives.
- emanating 2. indoctrinating 3. usurping 4. forfeiting
優れた教師は、学生に狭い一連の信念を教え込むのではなく、学生をさまざまな視点にさらすことによって、批判的に考えるよう奨励する必要があります。
答えは2のindoctrinating です
1. emanating 発する
2. indoctrinating 教え込む 吹き込む
3. usurping 奪う、 横領する
4. forfeiting 代償、 罰金、 科料
A: Why does Ben always wear dark glasses? Is there something wrong with his eyes?
B: No. He just wears them out of ( ). He thinks they make him look cool.
- rebuke 2. vanity 3. thrift 4. piety
A:ベンがいつもサングラスをかけているのはなぜですか?彼の目に何か問題がありますか?
B:いいえ、彼は虚栄心からそれらを身に着けているだけです。彼はみんなが彼をかっこよく見ていると思っています
答えは2のvanityです
1.rebuke 譴責(けんせき)する、非難する
2.vanity 虚栄心、うぬぼれ
3.thrift 倹約、節約
4.piety 敬虔、敬神、信心
選択肢の12個の英単語は英検1級の頻出単語
3問の問題で計12個の選択肢にある英単語
これらは私も実際に試験で見たことがある単語で頻出に単語です
間違いなく英検1級パス単などの本でも含まれています
これが少し難しいと感じているようではまだまだ英熟語の知識が弱いかもしれないのでパス単の単語を更に学習しましょう
本番の試験を受験する時、パス単などの単語帳の英単語は全て頭に入っていることが前提です
そうでなければ失点に繋がってしまいます
英語を日常に取り入れる 英語で新聞を読んだり、書籍を読んだりする
英検1級レベルの単語は普段から英語ニュースや英語の文献など日頃から英語に親しんでいる人にとっては非常に簡単だし、仮に選択肢の一つが分からなかったとしても消去法で答えを導き出せるレベルです
対策本に取り組むことは良いことだと思いますが、1日10分でも何かしら英語を自分の生活に取り込む工夫をしてみると自然に英語を自分の頭に浸透させることができます
例えば英語で新聞を読んだり読書をしたりなどをするなどがよいでしょう
そういう自然な習慣から得た知識は対策本でカバーできない単語に遭遇した時に強いです。
特に今回の問題のように政治家が自分の身を肥やすために何かをしたり、教育の弊害といった社会の問題がベースになっている場合は尚更です
パス単などの単語帳に加えて何かしらのプラスアルファの努力をすると合格に繋がるはずです
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