
英検1級面接試験の疑問
今回も前回の続きでQ&A方式で英検1級2次試験の面接に関する疑問を経験に基づき書いていこうと思います
特に初めて面接に受ける人や面接試験がうまくいっていなくて苦労している人に対して少しでも不安を解消出来ればうれしいですし参考にしていただいたら幸いです
よく英検の面接対策本にはこんな感じのQ&A形式で良くある質問として掲載されていることが多いですが残念ながら表面的な情報というか、当たり前だろというような情報しか書いてないんですよね笑
今回の記事もそんな形式的且つ表面的なQ&Aをさらに斜め行くような現実的な面接の疑問を書きますんでコーヒーでも飲みながら気楽に読んでください
Q&Aその5:再受験は不利になるのか?
英検1級の面接試験においては1次試験合格後、1年以内の受験に限り1次試験の免除申請ができ筆記試験を受けることなく面接試験に挑むことができます
ただ、1年を経過しても2次試験の面接に不合格であった場合は再度1次試験の筆記試験から受け直さなければならず非常に厄介なわけです
実際免除申請を使い切ってしまい諦めてしまう人もいるくらいです
なので、できれば仮に1回や2回面接で不合格を食らったとしても免除申請可能な期間内で合格を目指すべきだと思います
その再受験である免除申請で受験した場合に試験官の心証が悪くなり合格に不利になるか否かについての話です
ネット上の某掲示板では再受験は不利だとか、再受験で受験していることは試験官である面接官が手元の書類で確認できる等というゴシップが流れていたりしています
ハッキリいいます!そういう情報も嘘
全部デマです
まず、これば確実な情報ですが面接官は受けに来ている受験者が再受験かどうかの情報は把握していませんし、それに関する情報は書類でも持ち合わせていません
再受験かどうかなんて合否には一切関係はありません
それが答えですね!
まあ面接のフリートークの話の流れで今回2次試験は初めてですかとかそういう質問は雑談程度で出るかもしれませんがそれは単なる会話にすぎないんで合否に関係はありません
ここで断言しておきます
Q&Aその6:2次試験の面接会場に早めに行った方が合格しやすいのか?
英検1級の面接について試験会場に早めに行った方が良いとかいう噂もありますがこれも嘘です
面接に1番乗りしたとか、遅いとかは全く関係なし
ただ、早めに行って会場入りした方が待ち時間が短くてすむだけという話です
2次試験の面接の順番は早いもの順なんでホント来た人順でグループ分けされて面接の部屋に案内されていきます
私は大阪で受験したので大阪以外の会場、例えば京都、福岡、北海道、東京、名古屋で受験する場合はどうかわかりませんが基本どこの会場も同じようなもんだと思います
ちなみに私はいつも遅めに集合時間の10分くらい前に着くようにしていました
集合時間の10分前ならかなり遅い方ですでに待合室にはたくさん受験者が待っている状況です
なのでその場合自分の面接の順番はかなり最後の方でしたが、私的に待ち時間が長い方がおススメです
なぜなら、待機時間が長いということはその時間で試験前の総復習やスピーチの原稿を読み返したりして勉強することができるので好都合だからです
試験前に最後の再確認が可能になるわけですからね
Q&Aその7:面接官との相性や当たりハズレはあるのか?
面接官との相性や当たりハズレは正直ないと信じたい
試験である以上公平に審査してほしいと思うんだけど、私の経験上癖のある面接官だって存在する
英検1級の2次試験・面接という立派な試験であるわけだけど私自身納得のいかない経験をしたことがある
2回目の受験の時、私が遭遇した面接官は日本人の白髪の年配の男性、イギリスなまりの英語の白人の面接官であった
この外国人の面接官は全く問題がないんだが、日本人の白髪の爺さんの面接官が一切私と目を合わせず、話してる時も単に下を向いてメモになんか殴り書きしてるだけで態度も非常に冷たい感じであった
英検1級の面接ではAttiudeの項目も審査対象でしっかりとアイコンタクトをしたうえで会話するように心がけてたけど、その爺さんはずっと下を向いてるだけなんで顔なんて見ようにも見れない
ただ、スピーチもそこそこできたし、質疑応答もしっかり答えれたし、退室前に白人の面接官にYou did very well this time! Good job!と褒められたにもかかわらず不合格
このとき非常にショックが大きく落ちた敗因が全くわからず非常に困惑した
原因として考えられるのは日本人の白髪の面接官がかなり悪い評価をした可能性が高いと思う
正直なとこわかんないけど笑
正直英検にクレームしてやろうかと思ったくらいです笑
自分で考えてもわからないんでオンラインで英検1級の面接対策の授業をされている有名な先生に相談してみた
その先生は英検1級の指導では有名で私自身3回目の受験前は何回か面接対策をやってもらったことがある人なんです
初めてコンタクトしたときカウンセリングかねて先生が僕に本番試験さながらの方法でスピーチするように言われて、私がいくつかあるトピックを選択
そして、スピーチと質疑応答に答えました
最後に先生が評論をしてくれました
その先生はこう言いました
”あなたはもう合格レベルなんですよ”
”正直これで受からなかったというのは正直理解できないですね”
その後、前回受けた面接試験での内容を詳しく聞かれ私はこういうことがあったんですよとすべて伝えました
するとその先生がこう言ったんです
”基本ほとんどの1級の試験官は公平な目で英語力を評価していると私は信じてますが、確かにそういう問題のある面接官も少なからずいるのは事実です”
”私ももう何百人以上1級の指導はしてきましたが2次試験という公平な試験とはいえ変な面接官に当たったりすることもあるし、面接官との相性も影響してくるというのは少なからずあると思います”
先生の発言に正直驚きましたが、なんとなく納得できるものがありました
確かに試験とはいえ面接試験には変わりないし、人が人を評価する上で多少は人と人との相性という要素が存在してもおかしくないと思いますから
ただ、そんなこと気にしても変な試験官に当たるのは運的な少ない確率だと思うんで面接ではどんな試験官でも気にせず全力で挑みましょう
Q&Aその8:面接対策のスクールやオンライン英会話でレッスンを受けるべきか?
2次試験は筆記試験ではないので自分一人で机に向かってスピーチ原稿を自宅で書いていても正直不安が残るもんなのです
私自身、初めて2次試験を受験したときはそんな感じのスタイルで自分の殻に籠りながら家でひたすら英作文を書いてスピーチネタの練習をしていたのを覚えています
もちろん自分で書いた原稿を暗記して声に出してスピーチしたり、対策本の質疑応答のモデル解答を覚えて暗唱したり色々試しましたが限界を感じましたし、こんなんでいいんかなという不安も感じました
結局、オンライン英会話で何回か英検面接対策を兼ねて試しました
感想としてはやっぱりオンライン英会話などを効率的に利用することで、英語をアウトプットする機会を増やすことができます
つまり、英語を話し慣れる環境を日本にいながら作れるということです
質疑応答に関しても相手が人なら飛んでくる質問も対策本のパターンを超えて聞いてくれるんで実践的な学習が可能になります
参考までに以下にリンクを貼っておきます
オススメオンライン英会話
オススメオンライン英会話
オススメオンライン英会話
日本に住んで生活していると、どうしても英語を話す機会は少ないはず
なので試験前に軽く英語の慣らし運転を兼ねてこういうオンラインで何回かレッスンを受けると気持ちが楽になりますし事情を話してスピーチの練習などに利用すると便利ですし効果はあるはずです
次回!
次回はQ&Aその9から書いていこうと思います
では良き週末を!
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