英検の面接試験が近くなると不安になる人も多いのではないかな
特に英語の発音については日本人にとっては苦手とする人も多いはずですよね
そりゃ日本語と英語では言語そのものが違いますし、日本で子供の頃から生まれ育ってきた人が英語を勉強して、あるて程度上達して英検1級やTOEFL、IELTSなどを受けるときは懸念材料です
でも子供の頃、幼少期からアメリカやイギリスに住んでた帰国子女とかで日本語より英語のほうが得意なんですっていうネィティブのような人は発音に関して全く心配する必要はないんで今回の記事は余り意味を持たないかもしれません
自分はと言うと確かに学生の頃カナダに留学していて現地の高校を卒業しているということ、カナダでは約5年、中南米、アフリカで数年間生活していた経験もあるんで英語を話す環境に身を置いて生活していた期間が長かった
なので英語はある程度運用する力はあるんですが別に帰国子女の人みたいにネィティブスピーカーのような発音で英語を話せるわけではありません
英検1級の面接では発音も一つの評価対象ではあるので英語の発音には気をつけないといけない
一応、ある程度試験官が発音も審査してますからね
しかし、発音は別に完璧である必要ではなく仮に発音が苦手な人は切り替えてそれ以外の項目で点数を稼げばいいんです
英検1級の面接試験での評価基準は以下の通り
Short Speech 10点
Interaction 10点
Grammar and vocabulary 10点
Pronunciation 10点
ご覧のとおり各項目が10点満点で評価され、合計40点満点で評価されます
合格基準なんですが、英検は改定でTOEICと同じように偏差数値による評価にし変更されてしまったので合格基準は回ごとにバラツキがあることを理解してください
合格の安全圏は7割くらいでしょうね
ただ、以前聞いた話では全項目が7・7・7・7で7割に達していたのにふごうかくになったという人がいるみたいです
そういう人は多分あと1点あれば合格できたとかそういうレベルなんで運的な要素も含んでいるとは思うんですがね
なので合格するには最低7割を少し超える点数でなければならないです
そこで発音
Pronunciationに関する審査項目ですが、現実問題10点満点を取るにはネィティブ並みの発音の帰国子女でないと厳しいかと思います
ただ、発音の審査項目を捨てろといっているのではなくある程度最低レベルの発音基準を満たす必要があります
日本人の学習者で発音が苦手な学習者で最低限クリアしなければならない面接での発音に関する審査基準は6だと思います
残念ながら6以下になると合格が遠のいてしまいますので注意する必要があります
そして、Short Speech、Interaction、Grammar and vocabularyの審査項目で限りなく満点を狙っていくことが合格への近道だと思う
それらの項目で限りなく満点というと難しく感じるかもしれませんが、英検の面接では努力しだいで上記の3項目は高得点は取れたりします
Short Speechに関してはしっかり制限時間内に主張・2つの理由・結論を述べてフォーマットに当てはめて話せば間違いなく高得点は期待できますし、Interactionに関しては相手方に考えを伝えたいと思う姿勢(Attitude)やアイコンタクト、自然な会話の流れを意識するだけで必然的に評価は上がります。Grammar and vocabularyについてですが文法は日本人が得意な分野ですミスを最低限に抑える程度の意識で問題ないですよね。仮に緊張の余りに文法ミスがあることもリアルの試験ではありますが、そこまで大きくは減点されないはず
私も本番の試験で文法ミスをしてますが実は満点近く取っています
単語について
この項目は正直形骸化されてるような気がします
経験上無理して難しい言葉を使用して話す必要性はないような気がしますね
英検1級単語をあえて使用しなくても、適切な単語さえ使用していれば高評価をもらえるはずです
なので発音が苦手で悩んでる人に向けて結論としてまとめると以下の通りになります
・発音が苦手でも、それ以外の項目であるShort Speech、Interaction、Grammar and vocabularyの項目でカバーすれば余裕で合格できます
・発音の修正は時間を要しますので試験が迫っていて時間がないという人は発音以外の項目に対策時間を費やしたほうが合格できる可能性が高まります
苦手な分野を思い切って忘れて、少しでも得意な分野や点数が取りやすい分野に学習のウェイトをシフトすることも時として大切なことだということですね
資格試験ではそういう頭の切り替えと臨機応変さも大事かと思います