僕は英語学習の中で単語だけをメインに勉強した経験が少なく、英検1級の学習をするまではしたことがありませんでした
私自身、5年近くカナダに住んでいたこともあり、日常的な英語は日々の生活で学べたことや、現地で学校に通い専門的な勉強をしていたこともあり自然に単語を身体に染みつけていった感じでです。
特に専門書を非常に多く読んでいたのでそういうところから学習した単語や知識は今でも自分の財産ですし非常に有益なものになっています
なので、机に向かって単語帳を読んだり、単語の本を読んだりすることはあまりしなかった…
IELTS スピーキングは、あるポイントを抑えるだけでスコアーを上げられる。
さらに突き詰めて理由を考えると1ページ、1ページ本を読んで単語を覚えていくのは苦痛だし正直めんどくさかったからです笑
特にやる必要は無かった…
特に不自由は無かったということ…
例えば専門的な勉強をするときに英書を読むとします
この場合ある程度の専門知識やその分野のバックグランドがあれば分厚い英語の専門書も理解できるし読めるんです
これは理系の日本人の大学生が….
例えば日本の大学の物理学専攻の大学院の大学生を考えて見てください
彼らは別に英語は得意でないですし、外国語大学の大学生じゃない
なのに英語で書かれた専門書もスラスラ読めます
あれは既に専門知識というバックボーンがあるからなんです
私もカナダで専門的な資格を取得したり日本でも勉強をしていたので、そんな感じで自分の専門分野なら英語の専門書もスラスラ読める類の人です
無論、自分の専門のことなら英語でも不自由なく説明できるし、海外生活も長かったので日常会話や日常的な英語力には不安は無い感じです
そういった意味でTOEICはどちらかと言うと日常生活やビジネス系英語なんで分野が特定されているのでそこまで難しくないですね
実際、TOEIC900以上は大学生のときから今に至るまでキープしていますから
でも、英検1級の勉強をしているときに私に不足している弱点を思い知らされました
ご存知のとおり、1級の試験においては社会の幅広い知識が求められます
長文の解読問題は自然科学、文化、政治、社会などいろんな学術的な内容のものが出題されるわけです
初めて受験したときや、学習を始めたときは自分自身の英語力が大したことないことに気付かされました
特に私の英語の知識(知っている単語、熟語、背景知識)が偏りすぎていることを発見できたことは良かったことだと思います
そこで本格的に勉強を始めたんですね
英検1級レベルの英語力を最低限身につけることで自分の英語力の偏りを修正できるのではないか….
そう思ったんですよ
その後、特に英単語・語彙力を積み上げる必要があると判断したことから英単語の勉強を人生で初めて始めました
数年間は1級の単語帳の本を日々反復学習していました
単語の本なら通勤中など電車の中で読むと丁度いいんで読んでました
1日最低10ページというノルマも課して地道な学習です
やり方としては1日10ページのノルマで最初から最後まで読む
最後まで読んだらまた始めから最後まで1日10ページのペースでエンドレスで反復
こういう勉強を続けていくうちに1級の英熟語問題や長文解読問題も非常に読みやすくなったんです
英字新聞やTIMEといった雑誌も今まで以上に読みやすくなりました
ちなみに以下に私が使用していた英単語の本を掲載します



お分かりの通り何度も何度も繰り返し読み込んだんで横から見ると変色しています
苦行ではありますが、これくらい読み込むと流石に書いて単語は最低限頭に入るし長文を解読するのが非常に楽になる
又、リスニングでも今までわからなかった単語も分かるようになるんで相乗効果で楽になります
自身の英語に偏りのある人は自分が今まで関与していなかった分野や幅広い分野に目を向けて単語を学習すると英語の運用力が向上するかもしれません
今日はそんな感じのお話でした…