南アフリカについて
南アフリカはその名の通りアフリカ大陸の南端に位置している国である。この国はご存知の通り数々の暗い歴史を持つ国である。人種差別など白人が黒人を社会や様々な分野で差別して追いやるアパルトヘイト政策などはもっとも有名だ。チョー簡単に実際の過去の流れを歴史的にみてみるとまず最初は黒人影響力が強い社会であり、その後白人支配が続き、現在の黒人支配国家に移り変わってきた歴史がある。
まとめるとこんな感じである
黒人支配国家~白人支配国家~現在黒人支配国家
このように肌の色での差別的で政策が問題となった国なのだ
ちなみにアパルトヘイト政策は1948年に貧しい白人の農民を主体とした国民党が政権を握ってから行われた政策である、この時から白人の黒人に対する差別的な社会的な政策が行われることになる。その後は人種平等を求める黒人主体のアフリカ民族会議(ANC)による民族解放運動が進んだことから各地でゲリラ戦や暴動が勃発したり治安の悪化や情勢不安定な状況が続いたが、あの有名なネルソン・マンデラが解放運動を行いアパルトヘイトを廃止と黒人の解放に成功する。
そして、今現在は黒人力がある黒人主体の社会となっているが、だからといって差別がなくなったというわけでもなく、以前要職に就いていた白人が逆に職を追いやられたり、白人の失業者が増えたりといった問題も生じている
ただ、南アフリカ自体現在でも失業者は30パーセントを越えており、コロナの影響で今では更に増えてるのではないかな…
周辺諸国からの不法移民も多いことから南アフリカは治安も悪く、今でも色んな問題を抱えている国である。
面白いのは南アフリカには首都がなんと3つに分けられていて行政府の首都であるプレトリア、立法府の首都であるケープタウン、司法府の首都であるブルームフォンテーンで構成されている。
南アフリカの首都は実写版北斗の拳といわれているヨハネスブルクではないことに注意しよう笑
誤解している人も多いがヨハネスブルクは南アフリカ最大の経済都市であるってだけです。
ただ首都であるプレトリアはヨハネスブルクから距離的に近いんです。
南アフリカの英語
南アフリカの公用語は英語であり、街では英語は使用できる。ただ、この英語は非常に聞きづらい英語である。何故かというと、彼らはアフリカンというオランダ語を崩したイギリス系英語を話すので聞きづらいんですね。やはり植民地時代の名残が今でも残っていると言うことでしょうね。私も今では問題なく南アフリカ人の英語は聞き取れますが始めて南アフリカに渡航したときは非常に苦労しました。ただ、私自身その後何故か南アフリカと関わり合いが多くありました。とあるメーカーで通訳や品質管理の仕事をしていたことがあり、南アフリカと何度もテレビ会議をしたり、南アフリカの事業所の人が日本に来たときにアテンドを任されたこともあります。それ以外にはザンビアにある現地の会社に雇われて現地で働いたこともあり、日本に帰国するときは何度も乗り継ぎで南アフリカ経由で帰国していましたね。そんな感じで南アフリカ英語はなんとなくマスターしています笑
最近TOEICでも昔とは違いイギリス、カナダ、アメリカ、ニュージーランドなど色んな国の英語の発音が採用されていますが、やはり色んな国の発音は聞き取れるようになることは良いことです。イギリス英語に慣れてる人は南アフリカの英語に入りやすいかもしれませんね。ただオランダ語から崩してるんで聞き取りにくいのは確かです。
面白かったのは南アフリカに行ったときアメリカ人が南アフリカ人の英語を聞き取れずに何度か聞き返している光景を見たことがあります笑
今英語を勉強している人はいろんな国の英語に触れておくとよいですよ。
そうすれば実社会で役に立つことがあり便利です。
南アフリカ旅行記録
今日は少しだけ僕が数年前アフリカの南側をバックパッカーで旅をしたときの旅日記を書きます。基本アフリカの南側は公用語が英語というとこが多いので英語だ出来れば旅をしやすいです。今コロナで旅行どころじゃないだろうけど、皆さんに少しでも南アフリカを旅行している気分を味わってもらおうと思います
前にも書きましたが僕は南アフリカはアフリカで働いてたときを含めて3回ほど入国しています。この記事はあくまで旅をしてたときの話ね
こんなパスポートはこんな感じ
ご存知の通り南アフリカはノービザで入国できます
この時私はボツワナから入国しました
写真は南アフリカのヨハネスブルクのORタンボ国際空港
国際線で到着して国内線に乗り継ぐとき荷物を受け取って一旦ターミナルに外に出て国内線のターミナルに移動しないとダメなんで外に出なければならない
強盗とか窃盗の被害もここでは多少あるらしいので乗り継ぐときは気をつけよう
その後、僕は今回の旅の目的地、ケープタウンに移動した
到着は夜
宿は旅行客が泊まる安宿が多いケープタウンの中心部のLong streetにある手頃な宿を予約した
アフリカ最後の旅がケープタウンだったんでちゃんとした宿にしました笑
宿についてもう21:00近くだったので何かしら晩御飯を食べないといけないと思ったんだけど宿のレストランはもうしまってたんで仕方なく近所のコンビ二まで食料を買いに行った
ちなみにケープタウンは夜出歩くのは余り安全ではないので極力控えたほうが良いが50mくらいの距離だったんで小走りでコンビ二へ行きサンドイッチと飲料水をとりあえず購入してその日は寝ました

ちなみにこれが夜のロングストリート、その1

夜のロングストリート、その2
ご覧のとおり夜は人気が少なくなりあまり良い雰囲気ではない
ただ日中は問題なく歩けます
朝起きると、夜は暗くて見えなかったテーブルマウンテンが部屋から見えて素晴らしい眺めでした

テーブルマウンテンと写真下がロングストリート
この日は町を探索しました
ロングストリートを歩いてウォーターフロントまで散歩してみた
大体、徒歩で30分くらいのところにウォーターフロントという観光・商業施設があり、ツーリストに人気な場所

天気が良かったです
昼間のロングストリートは観光客も沢山いて夜と雰囲気が違い安心して歩けます

ケープタウンの中心部の街並み
かなりの大都市でアフリカっぽさがない綺麗な街です
ヨーロッパ系の建築物も多いですね
そして、心地よいウォーキングを続けていると気がついたらウォーターフロントに到着しました

ここがウォーターフロント
お土産物屋さんも沢山ありショッピングモールもあるので買い物も楽しめる
そして、なんといってもテーブルマウンテンの絶景が楽しめるのでおススメスポットです
ちょうど昼時だったんで昼ごはんをレストランのオープンテラスで食べました

オイスターを食べました
テーブルマウンテンを眺めながらのランチは最高でした
その後街をぶらぶらしていたんですが、本当はこの日にテーブルマウンテンに登りたかったのですが強風でロープーウェイが運休していて登れませんでした
ちなみにその後数日間ロープーウェイが強風で運休していたなんとか登れたのが最終日でした
テープルマウンテンは風が強いと上がれないんで行く人は気をつけてください

ケープタウンの中心部、ケープタウン駅の近くです

ケープタウン駅

ケープタウン駅の中
通勤通学の人で溢れていました
ちなみにヨハネスブルクや長距離の国際列車も出ています
あと、私は駅に潜入しましたが実際ケープタウン駅周辺は治安が良くないんで旅行者は余り近づかないほうがいいです

こちらは中心部にある雑貨などを売っている路上市場
僕も少しここで像のしっぽの毛で作ったブレスレットを買いました
像の毛のブレスレットは幸運を呼ぶラッキーアイテムらしい笑
その日はそんな感じで街を探索していて日が暮れてきたので宿に戻りました

夕暮れのロングストリート
日中はにぎやかだけど暗くなると人が減って不気味です
実は帰りにここで誰かにつけられて怖い思いをしました
走って逃げたら追いかけてこなくなったんで、やはりケープタウンも夜の外出はなるべく控えるべきですね
翌日
あの有名な喜望峰に行くツアーに参加しました
喜望峰はアクセスが悪いんで公共交通機関も余りないんで個人で行くのは行きにくいんでツアーがお勧めです。
それかレンタカー借りるのがいいですよ
ちなみに喜望峰までの道は最高のドライビングコースなんで景色も素晴らしいです


こんな感じで景色は最高です


途中、ボルダーズベイという野生のペンギンが沢山いる海岸でペンギンをみました
ここは保護区なんで海岸の中には入れませんが至近距離でペンギンを眺めることができます
メチャかわいかったです
そして目的地
喜望峰に到着

岬の左側がインド洋
右側が大西洋です
ちなみに喜望峰はアフリカ大陸の最南端だと思われていますが実は違います
最南端はアガラズ岬です笑
喜望峰や綺麗な景色をバックにドライブが出来て楽しい一日になりました
翌日、向かったのはロビン島です
ここはあのネルソンマンデラさんが投獄されていた島でもあり、今はその刑務所が見学できるのです。
ロビン島へはフェリーがウォーターフロントから出ています
事前予約が必要になります

ロビン島

ネルソンマンデラが投獄されていたロビン島の刑務所

ネルソンマンデラが投獄されていた独居



こんな感じで刑務所内を見学できます


ロビン島からテーブルマウンテンとケープタウンを眺めることが出来ます
昔ここで投獄されていた沢山の人が脱出するために泳いで対岸のケープタウンに渡ろうとしたみたいですが、残念ながら途中でホウジロザメの餌食になり脱出に成功できた人はいなかったそうです。
なんというか貴重な経験でした
こんな辛い過酷な状況に身を置きながら諦めずに黒人の解放運動を続けたネルソンマンデラさんは偉大な人だというこを身にしみて感じました
そして、ケープ最終日
毎日ロープーウェイの運航状況を確認していましたが最終日になってようやく風が収まり運航しているとのことで早起きしていよいよ念願のテープルマウンテンに登ります


まさに絶景でした
左側のライオンが寝ているような山はシグナルヒルです
ケープタウンの街も一望できます
こうして見るとやはりケープタウンって大都市ですよね

シグナルヒルはライオンズヘッドとも言われています。
横から見たらライオンが寝そべっているように見えることからそういわれているそうです
たしかにそういわれてみればそうですね

帰りにマレー地区に寄って帰りました
カラフルな家が沢山ありますね
南アフリカ旅行記オワリ
ENGLISH INFO Café https://worldjapantraveller.international/