
人気のワーホリで貯金はできるのか?リアルな現実を解説!
ワーホリ留学は結構人気がありますよね
私が以前留学していたバンクーバーにもワーホリで日本からくる人が沢山いました
自分の好きな国へ行き、好きなことをしながら生活をするというのは非常に楽しいことです
海外で生活するのが夢であった人や特定の国に昔から憧れを抱いていた人にとっては良い仕組みだと思います
ただ、ここで疑問が出てきます
確かにワーホリ制度を使えば海外で働くことができますが果たして現地で生活に不自由のないほどお金を稼げるのでしょうか?
又せっかく働くんだから貯金もしたいところですがワーホリでお金を貯められるのかという疑問について解説していきます
ワーホリとはなんなのか?
ワーホリとはワーキングホリデーの略で使われています。
この制度は20代~30代くらいまでの人を対象に海外で働いて、その国で暮らすという仕組みです
通常海外で働くには就労ビザなど取得しなければなりません
この就労ビザですが残念ながら現地企業の紹介があったり企業の推薦がないと申請できないので中々一般の人にはハードルが高いものです
しかし、ワーホリ留学ならビザの取得に高いハードルはなく日本から留学エージェント経由で申請すれば簡単に取得できます
これにより海外に憧れがある人も自分の好きな国でその国の文化に触れながら生活することができるのです
ワーホリの期間としては基本的に1年間程度行く人がスタンダード
人によっては1年が近づいたら、現地でビザを延長出来たりしますが、基本的に1年間というのが一般的といわれています
大学を卒業した後や社会人が会社を辞めた後にギャップイヤーとしてワーホリをすると異国の地で有益な時間と経験を積めるかもしれませんね
現地で生活出来るくらいの収入は稼げるのかという疑問
カナダのバンクーバーに住んでいた時に私の周りでもワーホリの人が結構いました
そのときワーホリについて色々リアルな話を聞きましたが、結論から言えば2つのパターンに分かれます
2つのパターンとはどういう意味かというと
・フルタイムで働くのか
・語学学校などで勉強したり、或いは何か他の勉強をしながら2足わらじで働くのか
という上記の違いです
何れかのパターンで生活が不自由なくワーホリで稼げるか否かが異なってきます
参考までにワーホリの人は現地でどんな仕事をするのかというと、やはり一番多いのは日本人レストランで働くケースが多いです
カナダのバンクーバーを例に挙げてみると

日本人レストランが多くあるバンクーバーの中心部(この筋の通りにラーメン屋さんもある)
街には日本人経営者が経営している日本食レストランが沢山ありますし日本人のお客さんも多いことから日本人スタッフは非常に重宝されます
加えて日本食レストランでの仕事は高い英語力を問われることはないので採用のハードルが低い
だから日本人のワーホリ留学生が多いんです
日本食レストラン以外にどんな仕事が人気かとうと、バンクーバーの場合はスタバやBlenz Coffeeでのバリスタの仕事が日本人の間では人気です
ちなみにBlenz Coffeeはカナダのバンクーバーに本社があるんで街に多いです
こうしたカフェの店員は何故か日本人のワーホリの人の間では憧れのような存在らしいですね
しかし、スタバやブレンズコーヒーのバリスタの仕事にしても日本食レストランで働くより少しハードルが高くなります
なぜなら日本人のお店ではなく現地のお店なんで周りのスタッフもネィティブの外国人であることやお客さんもメインは現地の人達なんでそれなりの流暢な英語力がないと採用されにくいからです
やはりサービス業なんで英語を用いた対応力も必要ですから、ワーホリでカナダにきて間もない人で英語に抵抗がある人では通用しないかもしれません
事実、現地で日本人のワーホリの人がCV(履歴書)を持って面接に行くものの不採用になる人も多いみたいです

日本人留学生がたくさん歩いているロブソンストリートのスタバ(写真左)
その他にも仕事は色々ありますがやはり日本人レストランやカフェのお仕事がワーホリで最も多い職種ではないのでしょうか
本題に入る前にカナダのバンクーバーがあるBC州の最低賃金がいくらなのかを記載しておきます
私がカナダにいたときは時給10ドルぐらいが最低賃金だったんで5ドル以上最低賃金が上がっているということです
今バンクーバーにワーホリで行く人はお得かもしれませんね
少なくとも日本の最低賃金を大幅に上回っていますからw
フルタイムで働く場合のワーホリならどれくらい稼げるのか?お金は貯まる?
いよいよ本題のお話です
既に述べた通りで2パターンに分けて考えていきます
まず最初のパターンであるフルタイムで週5で働いた場合に現地で生活できるくらいのお金を稼げるのかという疑問を解明していきましょう
結論から言うと週5のフルタイムで働いた場合問題なくお金は稼げますし生活もできます
余り期待はできないかもしれないですが少しはお金も貯めることができます
具体的に計算してみましょう
ここはカナダの・バンクーバーで最低賃金でワーホリで働く前提で考えます
バンクーバーの最低賃金は$15.20
※今円安なんで1カナダドルが100.09円なんで海外で住むには良いレートです
一日7時間勤務で1時間休憩で6時間分の時給で日給を計算してみると
15.20CAD×6時間×100.09円=9128円 日給
週5で月20回出勤で9128円×20=18万2560円
ちなみにレストランなどで働くとチップも1時間当たり5~6ドルくらい貰えます
これを加算して1時間5ドルで計算すると5CAD×6時間=30カナダドル
30カナダドル×20回=600カナダドルが1か月のチップになります
600カナダドル=60054円
18万2560円+6万54円=24万2614円
が毎月に給料になります
あくまでラフな計算になるんですが少なくとも20万以上は稼げるということです
ただ、問題は週5回のシフトでしっかり6時間働かせてくれるかです
1つの職場でシフトの都合上4時間しか働かしてくれなかったりすることもあるわけですよ
そういうケースでは掛け持ちで仕事をしている人もいますね
細かいことは置いておいて更に話を進めると、ざっくり月24万円毎月稼いだとします
そこから家賃や生活費や交際費などの経費を差し引くとどうなるか?
家賃はバンクーバーのケースではバンクーバーの街中の高層アパートで安いとこで1700ドル~2200ドルくらいが相場

バンクーバーの高層アパート(ルームシェアなどで借りるのが一般的)
これ高いと思われますが、部屋はベットルームが2部屋あるんでワーホリとか留学生の人は友達とルームシェアで住んでるケースが多いので家賃は一人当たり850ドル~1100ドルが相場だと思います
※ホームスティなら月750ドル~800ドルくらいが相場なんで少し安くなる
中間値を取って月1000ドルが家賃としておきましょう
生活費は自炊したとして多めに見積もって400ドル、交際費などの経費を300ドルと仮定してみます
家賃と生活費を加えた額は1000ドル+400+300ドル=1700ドル
日本円で170442円
収入の24万2614円−17万442円=7万2172円が手元に残るお金
つまりワーホリでフルタイムで仕事をすれば何とか生活はできるし、貯金も7万円近くはできるということです
正直都合の良い数字ですがフルタイムなら悪く考えても20万円稼いだら理論上月3万円くらいは貯金ができなんとか生活が出来るという結論です
語学学校や他の勉強を兼ねてワーホリで渡航した場合は生活できるほど稼げるのか?貯金はできるのか?
フルタイムでワーホリする場合のケースは既に述べました
ただこのケースは元々英語がある程度できるレベルの人を前提にした話で現地に渡航して語学学校などで英語の勉強をしない
或いは他の勉強の目的がない人で単に働くだけの人のケースです
一般的にワーホリで海外に行く人は初めは英語に慣れるために語学学校でESL教育を受けながら2足わらじで学校が終わってから、仕事に向かいます
なので、働ける時間も夕方学校が終わってから4時間か5時間くらい働く程度だと思います
正直なところ学校を含め勉強もしないといけないので働く時間は制約をうけるわけで週5で働いてる人って少ないように思います
渡航して英語のに慣れるために語学学校に通っている間は毎月の収入は少なくなるはずですので余り生活に余裕は持てないと思います
仮に学校が終わってから勉強の負担にならない程度で週4で1日5時間働いたとしても、1か月を4週間で考えた場合、最低賃金ベースで1216カナダドル+400カナダドル(チップ)=約16万円くらいなんで家賃とか生活費などで結構カツカツな生活になるはずです
勿論、この場合あんまり貯金とかできないでしょうね
渡航して語学学校などで勉強しながらワーホリを活用しようとしてる日本でお金を貯めておいた方が良い

沢山の語学学校が集中するバンクーバー中心部のロブソンストリート
大多数のワーホリの人は海外に渡航してから最初の数か月は語学学校に通う人が多いです
向こうで生活する上では英語は大事ですし、それは英語に慣れるための準備期間として普通です
語学学校でのESL教育を修了するまでは勉強もしないといけない
そうなると働ける時間もどうしても短くなるし制約が出てしまい収入も少なくなるはずです
だからこそ日本にいる間にその分の余裕を補填するためにお金を貯めておくと良いでしょう
あとは節約ですね
具体的には自炊することです
アメリカやカナダのスーパーは材料も豊富ですしまとめて買うと多めの食材をゲットできます

まとめて買った食材で自炊すると食費が浮きますから節約に繋がります
バンクーバーにしても外食が高い
楽だからという理由で晩御飯をレストランで外食するとお金がかかります
たまに友達同士で外食して気分をリフレッシュするのは良いかもしれませんが頻繁に外食すると生活が厳しくなりますよw
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