

TOEICにしても英検にしてもそうですけど、リーディング問題を処理しなければいけません
ただ、解読のmethodは若干違うと思います
無論、読んで理解して解くことは理解力があるかどうかというシンプルな話なんですけど長文のジャンルというか性質によっては自分なりの考えと理論で対応する必要があります
まず、TOEICのリーディングです
TOEICに関しては英文の内容自体はそんなに難しい文章はでてきません
リーディングの英文は全く複雑でもなんでもなく簡単です
どうやって読むのかわかります?
答え
がっかりする答えかもしれませんが、単に読むだけです
早く読むだけ笑
私的に難しい技法などを使って読むほどの内容ではないと思っています
問題に出てくる内容は新聞の広告や会社での同僚とのやりとりを内容とした英文メールとか単に速く読めばいいだけのものですから
まあ、やるとしても速読のスキルを磨くために日頃から問題を解く、英字新聞や英語の雑誌を読んだり、日常生活に英語を取り込んでいくことくらいでしょうか


だからTOEICに関しては別にリーディングで使える技法なんてありません
よく、自称トイッカーという人が商材売りつけるためにもっともらしいことを言いながら攻略テクニックを謳っていますが私はああいうのには懐疑的です
みなさんも気をつけてください笑
しかし、正確な理解を要求される難易度の高い長文を読むときは自分に合ったアプローチというかmethodを持っておくと武器になるのは事実です
これは英検1級レベルである程度の難易度の高い評論文を読むときは特にそうで、自分なりのmethodがあると便利です
私は今までいろいろな英文を読んできましたが英検1級に合格したときや仕事で専門的な論文などで壁にぶつかりそうになったときに使ってたのがロジカルリーディングです。(おかげで英検1級の長文解読問題は全問正解を頂いています)
英語というのはクレームを頂点として、データとワラントによって構成されています
これがロジカルリーディングのコンセプトです
例えば欧米人の思考は論理的といわれていますが、これは英語などの言語にもよくあらわれています
簡単に言えばWhy?という発想のこと
例えば欧米人にこう話したとします
俺)~の曲は大好きなんだよ
欧米人)そうなの・・なんで?
上記は適当に思い付いた会話なんで実際いろんなパターンがあるかもしれませんが、欧米で生活したことがある人なら自分が話したことに対してWhy?と返された経験ってよくあると思うんです
というのは日本語は根拠を必要としない言語なんでなんとなくで会話が成立してしまうことは良くありますが、英語は話す発言そのものが根拠と理由がベースとなって構成されているので上記の会話のようなことが起こるんでしょうね
私もカナダに留学していたときは日本式の頭でしたから、現地の人と話しているときにWhy?返答されることがよくありました笑


既に答え書いちゃいましたけど、ロジカルリーディングとは文章の中の筆者の主張(クレーム)を見つけた上でその根拠となる理由(データ・ワラント)を見つけながら読む技法です。
これは案外便利なんです
とくに著者の視点に立って答案を導かなくてはならない英検1級や専門的な論文などを読むときは余白や文中にクレーム・データ・ワラントとなるセンテンスに印を付けておいたりすると意地悪な質問の聞かれ方をされてもだまされることなく答えを導き出せることができます
又、長い文を読み進めるときも理解力が深まり、筆者の気持ちと視点を忘れることなく最後まで読みやすくなります
何度も言いますがTOEICなどで早く平坦な複数の文章を大量に読む試験ではロジカル・リーディングは適さないと思いますので気をつけてください
そもそも、TOEICは問題に印やメモは出来ませんし、わざわざ丁寧に文を分析してデータやクレームなどメモって解く時間なんてありませんから…
でも、難しい文章(評論文など)が出題される資格試験には効果が発揮されます
まあ、英語の解読法って人それぞれやり方があり、ロジカルリーディング以外にも沢山methodはあると思うんで色々試してみると面白いかもしれません
結論
一つでも自分が信頼できるmethodを見つけておくと、英語を勉強する上で今後の強みになるはずです

